杉良太郎、3年ぶりの全国矯正展をアピール「受刑者は一生懸命作っている。励みになる」
俳優の杉良太郎が4日、都内で行われた「全国刑務所作業製品展示即売会(第62回全国矯正展)」に登場した。当日は法務省矯正支援官のEXILE ATSUSHI、石田純一、桂才賀、ゴルゴ松本、コロッケ、清水宏保、Paix2(井勝めぐみ・北尾真奈美)も登壇。ほかにも多くの法務省矯正支援官が杉法務省特別矯正監とともに全国矯正展を視察し、テープカットを行った。
ゴルゴ松本、石田純一、EXILE ATSUSHI、コロッケ、清水宏保らも出席
俳優の杉良太郎が4日、都内で行われた「全国刑務所作業製品展示即売会(第62回全国矯正展)」に登場した。当日は法務省矯正支援官のEXILE ATSUSHI、石田純一、桂才賀、ゴルゴ松本、コロッケ、清水宏保、Paix2(井勝めぐみ・北尾真奈美)も登壇。ほかにも多くの法務省矯正支援官が杉法務省特別矯正監とともに全国矯正展を視察し、テープカットを行った。
杉は「矯正展はいいもので安いものが多いですが、3年ぶりに開催されて、どう受け入れられるかなと思っています。これからどんどん調子が上がり、期待に応えることができるかと思います」とアピール。ゴルゴは「前回、ヒノキのゴミ箱とリュックサックを購入しましたが、非常に丈夫です。今も使っています」と明かしていた。
石田は「私もベンチを購入したのですが、仕上がりがよくて丁寧。気持ちの込もったできあがりになっています。人生を共にするようなものが、ここには一杯あふれています」と語り、ATSUSHIは「こういった社会情勢の中で、国内の素材で受刑者の方が作ったものが回っていけば、社会に役立てるようになるのかなと思います」と語った。
また、杉は「知らない方も多いと思いますが、受刑者は作業の中で指導を受けながら、一生懸命作っています。皆さんが年に一度、見ていただければ、励みになるのかなと思います。どんなものを作っているのかな。1回は行こうかなと思っていただければありがたいです」とアピールしていた。
杉は15歳から刑務所慰問を始めており、一日名誉刑務所長を経て、1996年から名誉矯正監として活動。2008年から特別矯正監を務め、これまで全国の施設を訪問した。19年には法務省特別矯正監を永久委嘱された。
全国矯正展は、刑務作業の現状と重要性について広く知ってもらうため、受刑者が社会復帰を目指して刑務作業に取り組む姿や全国の刑事施設で行われている刑務作業について広報を行うほか、実際に受刑者が製作した刑務所作業製品の展示・即売を行う。新型コロナウイルスの影響で開催中止を余儀なくされていたが、今回約3年ぶりに開催された。