高市早苗氏が20年乗り続けた愛車スープラ、レストア後は名車ずらりの地元の新名所に
展示用ではなく「自走できる車」にこだわる理由
オープン以来、反響も上々で、遠方から鑑賞に訪れるファンもいる。
「雑誌で取り上げられたり、口コミで広がって、一番遠いところで、広島のご住所の方も来ていただいています」
車両はエンジンをかけても動かない展示用ではなく、すべて自走が可能。奈良トヨタのこだわりだ。
「博物館は車を展示するのが主目的になってそれをなりわいとされているところもありますけれども、我々はあくまで自動車販売・修理業なので、ちゃんと車検を取って外を走れるというところまでやりましょうということをコンセプトにしています。なのでちゃんと全ての車がいつでも走っていけます。エンジンであるとか、安全であるとか、そこまで踏まえてレストアに取り組んでいます」
4月には、博物館の車を使い、三重・賢島まで自走でパレードするイベントを行った。
「ミュージアムで展示しているクラウンとコロナ以外のレストア車ですね。賢島は奈良から片道でだいたい180キロ前後あるんですけども、そこまで全ての車を自走でパレードをしました」
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【写真】博物館にはトヨタの名車がずらり…すべて自走可能、実際の写真