磯村勇斗、映画初主演作が完成「いつも以上に感極まっている」 過酷撮影は食欲を我慢
俳優の磯村勇斗が6日、都内で行われた映画「ビリーバーズ」(7月8日公開)の完成披露上映会に北村優衣、宇野祥平、城定秀夫監督とともに出席した。
映画「ビリーバーズ」完成披露上映会に出席
俳優の磯村勇斗が6日、都内で行われた映画「ビリーバーズ」(7月8日公開)の完成披露上映会に北村優衣、宇野祥平、城定秀夫監督とともに出席した。
カルト的人気を誇る山本直樹氏の同名マンガが原作。俗世の汚れを洗い落とし“浄化”されることを願い、無人島で精神修行の実験に明け暮れる2人の男と1人の女の姿を描く。
磯村は主人公「オペレーター」役で映画初主演を飾る。約1年前に撮影した作品が完成し、この日ファンにお披露目できることについて「とてもうれしい。今までも舞台あいさつはやらせていただいたが、いつも以上に感極まっている。ようやく出演した作品を見てもらうことができるのは光栄。ここからスタートするのだと思ってワクワクしている」と心境を語った。
撮影は肉体的にも精神的にも過酷だったようで、磯村は「無人島で暮らしているので説得力は持たせたかった。ごはんを我慢して欲望を捨てて撮影に臨んだ。ロケ弁支給されましたが、『ロケ弁は食べちゃダメだよ』とか言い合いながら、一生懸命耐えてきた」と告白。北村が「どうしてもお腹が空いたと言ったら、磯村さんが『ナッツなら差し入れしてあげるよ』と言ってくれて、本当に差し入れしてくれた」と“座長”の気遣いに感謝した。
映画の内容にかけ、「もし孤島に持っていくなら何?」という質問が投げられた。磯村は「ダンボール。防寒にもなるし燃やすこともできる。いろんな使い方ができるから」、北村は「ナイフ。ナイフがあれば活動できる」とした。最後に宇野が「ダンボールとナイフときたので牛。ミルク出るし、癒やしにもなりそう。乗ったりもできるし」と語った。