ドキュメンタリー映画「アルピニスト」第43回スポーツ・エミー賞で受賞 7月8日公開

ドキュメンタリー映画「アルピニスト」(7月8日全国公開)が、第43回スポーツ・エミー賞で最優秀長編スポーツドキュメンタリー賞に輝いた。

映画「アルピニスト」エミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞!【写真:(C)2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.】
映画「アルピニスト」エミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞!【写真:(C)2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.】

命知らずの若きアルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールを描いたドキュメンタリー作品

 ドキュメンタリー映画「アルピニスト」(7月8日全国公開)が、第43回スポーツ・エミー賞で最優秀長編スポーツドキュメンタリー賞に輝いた。

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 同賞はアメリカ合衆国の優れたスポーツ番組、ライブ中継、アナウンサーなどを表彰するもの。授賞式が5月24日に米ニューヨークのリンカーン・センターで行われた。

 レジェンドたちからも一目置かれている命知らずの若きアルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールを描いた本作。世界でも有数の岩壁や氷壁、数々の断崖絶壁を、命綱もつけず、たった1人で登る無謀なフリーソロという登山スタイルを貫いたマークは、SNS社会に背を向けながらも、不可能とされていた数々の世界の山脈の難所に挑み、次々と新たな記録を打ち立てていく。だが、そんな偉業を成し遂げながらも、名声を求めない性格から世間的な知名度はほぼ皆無――そんなマークの驚くべきクライミング哲学が明かされている。

 これまで数多くの登山にまつわるドキュメンタリー映画を製作してきたアウトドア・ドキュメンタリーの第一人者、ピーター・モーティマー監督が、自らの登山経験を駆使して映し出した驚異的な映像は、多くの人の感動と興奮を呼び起こし、放送映画批評家協会ドキュメンタリー賞で最優秀スポーツドキュメンタリー映画賞を獲得。さらに今回、第43回スポーツ・エミー賞の長編ドキュメンタリー部門、撮影賞にノミネートされ、見事、長編ドキュメンタリー部門に輝くこととなった。

 授賞式に参加した本作プロデューサーのベン・ブライアンは「2年間にわたり、この作品に向き合ってくれた制作チームに感謝したい」と語り、「そして何より、マーク・アンドレ・ルクレール、彼の家族、そして彼の友人たちに感謝したい。皆さんの協力がなければこの映画は実現しなかった。マーク・アンドレ、この賞は君が勝ち取った賞だ!」とよろこびのコメントを寄せている。

<作品概要>
タイトル:『アルピニスト』(原題:『THE ALPINIST』)
出演:マーク・アンドレ・ルクレール、ブレット・ハリントン、アレックス・オノルド(『フリーソロ』)ほか
監督:ピーター・モーティマー、ニック・ローゼン
制作:レッドブルメディアハウス
配給:パルコ ユニバーサル映画 

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