女優で歌手の高田夏帆が25日、都内で2ndシングル「風の唄」のリリース記念イベントを行った。

　シンガー・ソングライター阿部真央が書き下ろした楽曲で、3年ぶりのシングル。カップリング曲「今日だけは思い出していい？」では、自ら初めて作詞にも挑戦した。イベントでは2曲を歌唱し、感激のあまり涙を見せる場面もあった。

　高校生のころからカラオケで阿部の曲を歌っていたという高田は、「大好きなアーティストさんに歌詞も曲も書いていただいて、本当に幸せいっぱいです」と感激。「（打ち合せで）『夏帆ちゃんを知りたいんだよね』とおっしゃってくれて、仕事でもモヤモヤしていることがあったり、思うことがあったりすることを書き溜めている“ブラックノート”みたいなものがあるんですけど、見せようって思ったんです。私のことを知ってくださったうえで、書いてくださった楽曲になります」といきさつを伝えた。

　レコーディング時にLINEを交換し、後日2人でランチを楽しんだという。「二次会、カラオケに行きました！　初めて、真央さんの生歌を聞きました。1対1で！」と貴重な体験を明かした。

　現在、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、黒島結菜が演じるヒロインの親友役を演じている。2週間に及んだ沖縄ロケでは、「（オフには占い師の）ユタさんにもお話を聞きに行きました。『ちょっとどうですかね、仕事？』とか聞いたら、『CM今年、3本から8本決まるよって言われました』と未来予想されたことを、楽しそうに伝えた。

　取材陣に「CM女王を目指す？」と聞かれると「もちろんです」と即答。さらにNHK紅白歌合戦の出場についても言及。「切符は持っていると思うんですよ。朝ドラで親友枠をやらせてもらっているので。（出場するなら）今年、来年しかないと思います。夢は大きく紅白出るぞ！」と元気に宣言した。