藤原竜也、舞台「ハリー・ポッター」で猛稽古「必死にしがみついた1か月だった」
今年7月に上演される舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の製作発表会が17日、都内で行われ、ハリー・ポッター役の藤原竜也、石丸幹二、向井理らが出席した。
向井理「こんなに信頼感があるチームはあまり経験したことがない」
今年7月に上演される舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の製作発表会が17日、都内で行われ、ハリー・ポッター役の藤原竜也、石丸幹二、向井理らが出席した。
J.K.ローリングによる世界的大ヒット小説「ハリー・ポッター」シリーズである「死の秘宝」の19年後を舞台化。これまでロンドン、ニューヨークなどで上演されており、東京公演はアジアとして初、世界で7番目の上演となる。
稽古が始まって約1か月、藤原は「必死にしがみついた1か月だった。理想とするハリー・ポッターを完成させるためにみなさんとともに走りながら頑張っていきたい」と改めて意気込み。会場となるTBS赤坂ACTシアターは、グリフィンドールなど4つの寮の旗が飾られるなど、全体が作品の世界観に彩られているが「昨日初めて劇場に入って、一足早く興奮した」と声を弾ませた。
19年後とあって映画で少年だったハリーも成長。石丸は「ハリーは子どもが3人いて、魔法省の企業戦士で思春期の子どもと向き合えないお父さん。結構子どもに厳しいんですよ」とこれまで描かれなかった新しいハリー像を明かし、「こんなに現実的なことが起こるんだなって思う。お客さんが共感してくれるといい」と願った。
向井は「稽古期間がいくらあってもたりないくらい奥の深い演劇になっている。チームは100人近いのですが、自己紹介もして一丸となってコミュニケーションがとれているいいチーム。舞台が始まる前からこんなに信頼感があるチームはあまり経験したことがない」と語った。
発表会にはハーマイオニー役の中別府葵、早霧せいな、ロン役のエハラマサヒロ、竪山隼太、ハリーの次男アルバス役の藤田悠、福山康平、ドラコ・マルフォイの息子スコーピウス役の門田宗大、斉藤莉生、マクゴナガル校長役の榊原郁恵、高橋ひとみらが参加した。
本作は7月8日から12月30日まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演され、2023年1月以降も継続される予定。