兒玉遥「人生でこんなに謝る役はない」 謝罪シーンをPR「きれいな土下座に注目して」

女優の兒玉遥が13日、都内で行われた舞台「フラガール-dance for smile-」の舞台あいさつに出席。「恋人と駆け落ちして抱きつくシーン」と、「私のきれいな土下座」を注目シーンとして挙げた。

舞台「フラガール-dance for smile-」の舞台あいさつに出席した兒玉遥【写真:ENCOUNT編集部】
舞台「フラガール-dance for smile-」の舞台あいさつに出席した兒玉遥【写真:ENCOUNT編集部】

苦戦のハグシーンは「有森也実さんに直々に教わって受け継いだ」

 女優の兒玉遥が13日、都内で行われた舞台「フラガール-dance for smile-」の舞台あいさつに出席。「恋人と駆け落ちして抱きつくシーン」と、「私のきれいな土下座」を注目シーンとして挙げた。

 2006年に公開され、「第30回日本アカデミー賞」の最優秀作品賞を受賞した映画の舞台版。19年、21年に続く再演。昭和40年の福島県いわき市を舞台に、町おこしのためにフラガールとして奮闘する少女たちを描く。

 兒玉が演じる和美は、舞台オリジナルキャラクター。「フラガールの中で唯一恋愛が絡んでいる役」といい、「愛すべき、守るべき存在がいる、その強さをしっかり表現していきたい。1つお姉さんの役なので自立した女性を演じていきたいです」と身を引き締めた。

 劇中では恋人の胸に飛び込み、ハグするシーンがあるという。兒玉は「稽古中、動きと形がなかなか上手く決まらなかった。上手にできないなぁと思ったら、有森(也実)さんがお手本を見せてくれたんです。それで1発で出来て、その瞬間に青春ドラマが始まった! 有森也実さんのハグを直々に教わって受け継いだ。本番でも実践したい」と声を弾ませた。

 有森のハグの上手さに衝撃を受けたのか、「本当にすごかった。なんであんなにかわいくてきれいに決まるの? たくさんロマンスを経験しているからだと思って感動した!」とべた褒め。それを聞いた有森は恥ずかしそうに笑みを浮かべていた。

 さらに「和美ちゃんは土下座するシーンがたくさんある。人生でこんなに謝る役は回ってこない。みんなで助けを呼んだり、謝ったりしているので、私のきれいな土下座に注目してください」ともアピールした。

 舞台あいさつには本作で舞台単独初主演を務めるアイドルグループ・日向坂46の潮紗理菜、矢島舞美、太田夢莉、有森也実、総合演出の河毛俊作氏も参加した。同舞台は5月14日から23日まで、東京・新国立劇場 中劇場にて上演される。

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