具志堅用高、沖縄出身を理由に家借りられなかった過去告白 出演者も「勇気もらった」
13日、都内で「HAPPY OKINAWA FESTA 2022」が開催され、具志堅用高、島袋寛子、ダンスボーカルグループ「MAX」のNANA、MINA、LINA、REINA、松田るか、西銘駿がゲストとして登壇し、トークショーを行った。具志堅は「後輩たちと一緒にお話しできて、沖縄を盛り上げていけるのはすごくうれしい」と声を弾ませた。
具志堅の話に島袋は「感動しちゃって」
13日、都内で「HAPPY OKINAWA FESTA 2022」が開催され、具志堅用高、島袋寛子、ダンスボーカルグループ「MAX」のNANA、MINA、LINA、REINA、松田るか、西銘駿がゲストとして登壇し、トークショーを行った。具志堅は「後輩たちと一緒にお話しできて、沖縄を盛り上げていけるのはすごくうれしい」と声を弾ませた。
同イベントは15日に沖縄県が本土復帰50周年を迎えるにあたり、“沖縄を世界に誇る幸せな島へ”をテーマに、沖縄のより良い発展を目的として開催。沖縄出身のゲストたちが、これからの沖縄をどうしていくべきかについて語り合った。
具志堅は沖縄が本土に復帰した時期を振り返り、「インターハイにいくつもりでパスポートを用意していた」と告白。ところが、上京前に本土復帰を果たすことになったため、「(教師から)パスポートなしで東京に出れると言われた。当時は船でしたね。晴海まで、2泊3日で」と長旅を回顧した。
質疑応答では、出演者たちが具志堅のイメージをそれぞれ回答。「一番最初に物心がついたときの大スター」(NANA)、「大スターです」(島袋)、「こういう方が先輩であることが私たちにとってもうれしい」(LINA)とべた褒めされた具志堅は終始デレデレ。MCのゆっきーから、「うやんばるのスナックみたいになってる」とつっこまれていた。
一方で、具志堅が上京後に沖縄出身であることを理由に家を借りるのに苦労しながらも、世界チャンピオンになり祝福を受けた話を披露。その話に聞き入っていた島袋は「感動しちゃって」と目を潤ませ、「(当時を知る人は)つらかったり大変だったことを孫や子どもには話さないし、聞くのも遠慮したりする。お話を聞けてすごく勇気をもらった」と話していた。