【NEXUS】“Uの子孫”山本空良が「THE MATCH」参戦を熱望! 史上初の親子二代でのドーム進出なるか
所英男との対戦は“U”の大河ドラマの続きか
実際、先日の「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、開催場所非公表)ではクレベルに挑んだ萩原京平が秒殺で返り討ちに遭ったばかり。だが、山本は「自分ならもっとやれたはず」との見解を示した。
「正直、萩原選手のパンチもよくて、打撃の萩原選手、寝技のクレベル選手だと思っていましたけど、萩原選手が勝つ可能性はあると思っていて。結果は1分30秒くらいで終わっちゃったんですけど、自分だったらもっとクレベル選手の対策をして、時間を稼ぐってわけじゃないですけど、もっと長い試合、そしていい試合ができたんじゃないかと思います。ちょっと(萩原への)嫉妬もあるのでそう思っちゃいましたけど、萩原選手は今までRIZINで積み上げたものがあるので、自分も萩原選手に続いて、積み上げていきたいと思っています」
萩原に関しては、山本会長も「彼には若さがある」と見方を示しながら、「それは空良も同じなんですよ」と言葉をつづけた。
「萩原選手も空良も日々進化していると思うんですね。だから時間の問題でトップ選手に近づいていくと思うし、そこに注目してくれれば、いずれは空良もトップどころといい試合ができるでしょう」
また、「RIZIN LANDMARK vol.3」に関しては、所英男と金原正徳が組み、中村大介と太田忍が組んだ、グラップリングルールのダブルバウトも行われたが、この話を振ると、山本は「やりたかったですねえ。所さんには昔、シゴかれたというか、成長させてもらったので」と笑みを見せた。
実は所英男は、プロデビュー前に山本会長を師事していた、弟子の一人。だからこそ、近い将来、山本VS所の絡みも見てみたい。
「他にも僕の育てたプロの選手はいるんですけど、所は最初に僕がジムをやっていた頃の弟子の中では一番売れた選手。でもロマンがありますよね。息子と所がRIZINで対戦する、なんてことがあったら。それがグラップリングかMMAかは分からないですけど、いずれ、あり得るんじゃないですかね。そう考えると、“U”の大河ドラマみたいなものが、まだまだ続くのかなっていう感じはありますよね」(山本会長)
ここまで話したところで、最近話題の「THE MATCH 2022」(6月19日、東京ドーム)について話を振ってみた。もちろん、山本がこの大会に参戦する気はあるか、との問いである。