【NEXUS】“Uの子孫”山本空良が「THE MATCH」参戦を熱望! 史上初の親子二代でのドーム進出なるか
去る5月7日、GENスポーツパレスで「Fighting NEXUS vol.27」が開催され、メインイベントで“Uの子孫”山本空良が同団体のフェザー級タイトル防衛戦を行い、見事初防衛を果たした。試合後、山本はリング上から「NEXUSのベルトを持って、RIZINのベルトも取りたい」と二冠王を目指すことを宣言。これは現在、女子スーパーアトム級でDEEP JEWELSの王者・伊澤星花がRIZINの同階級王座と合わせ、二冠王に君臨しているが、男子ではDEEPフェザー級王者の牛久絢太郎がRIZIN王者でもあることから実現すれば二人目となる。さらに山本は別の夢も実現させたいという。山本を直撃した。
RIZIN帰りでの初防衛戦
去る5月7日、GENスポーツパレスで「Fighting NEXUS vol.27」が開催され、メインイベントで“Uの子孫”山本空良が同団体のフェザー級タイトル防衛戦を行い、見事初防衛を果たした。試合後、山本はリング上から「NEXUSのベルトを持って、RIZINのベルトも取りたい」と二冠王を目指すことを宣言。これは現在、女子スーパーアトム級でDEEP JEWELSの王者・伊澤星花がRIZINの同階級王座と合わせ、二冠王に君臨しているが、男子ではDEEPフェザー級王者の牛久絢太郎がRIZIN王者でもあることから実現すれば二人目となる。さらに山本は別の夢も実現させたいという。山本を直撃した。(取材・文=“Show”大谷泰顕)
まず山本は王者としての初防衛戦を振り返り、「今までとは違った重圧があった」と話した。
「上を目指すための練習をしていて、それを出すための試合であり、しっかりと防衛するための試合なんですけど、RIZINに出た後の防衛戦はカッコいいところを見せないとって思っている部分がありました。もっと余裕感を出さないとと思っていたけど、それが出せなかったかなと思います」とコメント。
続いて山本の父親で、POD(Power of DREAM)の山本喧一会長が口を開く。
「(空良は)冷静だったとは思いますけどね。空良には高い目標があった上で、今やるべきことを吸収しようと思って、試合も練習の一環としてやってますから。いろんなことをトライしている中で、たまに(相手の攻撃を)もらってしまうことはある。結果的に今回もサブミッションで一本を取りましたけど、彼には小さいときからグラップリングを強く教え込んできたのでそれが最終的に伝家の宝刀になっている。逆にその分、今は打撃が楽しくなってきているところなんですね」
しかも山本会長は、「仮に下手を打つことがあっても、それも勉強」と話した。その理由を「今、空良は挑戦しておかないといけない。これが今後、ベラトールやUFCにまで上がって行ったとしたら、そんな悠長(ゆうちょう)なことはやっていられないですよね。そこにいたるまでにはある程度、彼の闘い方を完成させておかないと。だから今は練習であり、実験を積み重ねていく時期。全部積み重ねて、いつかは結果を出すという感じですね」と話した。