日本の天気番組が海外で大人気 お天気キャスター・檜山沙耶の魅力は“素”の表情

“さやっち”“おさや”の愛称で視聴者から親しまれている【写真:山口比佐夫】
“さやっち”“おさや”の愛称で視聴者から親しまれている【写真:山口比佐夫】

ウェザーニュースLiVEはキャスター募集中「安心して飛び込んできて」

 知的かつ優しい雰囲気、それでいて視聴者を大切にするリポートに加え、時おり見せる“素”の表情も、檜山キャスターの魅力の一つ。YouTubeには“見どころ”の切り抜き動画も多くアップされ、海外からも大人気。生放送でもさまざまな言語でのコメントが寄せられるようになった。

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「海を越えてお声をいただけるのは、すごく励みになります」という檜山キャスター。海外での人気が出始めたとき、どのような心境だったのだろうか。

「夢かと思いました(笑)。日本でお送りしている番組なのに、海外の方が日本の天気を調べてくれるという、すごく不思議な構図ですよね。『スペインにいるけど日本の天気の方が詳しいよ』というコメントも来ていました(笑)。驚きつつも、すごくうれしい気持ちですし、笑顔になれますね。空はどこでもつながっているので、この番組をきっかけにご自身のいらっしゃる地域の空を眺めて、そこでの生活をより好きになってくれたらうれしいなと思います」

 昨年の誕生日には、海外のファンから祝福のメッセージ動画も届けられた。「日本語を勉強してくださって、『沙耶さん、誕生日おめでとうございます』といろいろな海外の方から動画が届いたんです。感動して涙が出ました」。

 外国語でのコメントは「その都度、調べたりしています」という。言語を問わず、コメント欄との双方向なやり取りは、キャスターにとっても大切なものだと明かす。「放送では実際に対面しているわけではないですが、視聴者の方々の“表情”も見やすいんです。3時間はやはり長いですし、コメントに救われたりすることも多い。だから、一人一人が貴重な存在です」。

 現在、ウェザーニュースLiVEでは新たなキャスターを募集中だ。「天気の勉強は、入ってからすれば大丈夫だと思います。研修時もそうですし、お天気を教えてくれる予報士の方も多いです」と、自身の経験も踏まえて語る檜山キャスター。“未来の同僚”たちに、次のように呼びかけた。

「何より優しい方に来ていただきたいなと思っています。3時間続く番組なので、一緒に働いていく中で視聴者の方に丁寧に優しく、真摯に向き合ってくれる方がいいのかなと思いますね。先輩方も優しいですし、今年入ってきた後輩の方たちもとてもいい子たちで、とても恵まれた環境です。安心して飛び込んできてください」

次のページへ (3/4) 【写真】“素”の魅力が海外でも人気! 檜山沙耶キャスターのアザーカット
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