分かりそうで分からない、何度見ても分からない…フジ深夜の“意味不明”番組がスゴい【ネタバレあり】

フジテレビの深夜をザワつかせている「ここにタイトルを入力」の第5回が9日に放送された。毎回コンセプトの異なる仕掛けで、放送終了後にはSNS上で「カオス」「ぶっ飛んでいる」などと話題になるが、今回は“意味不明”の言葉が最適な内容だったといえるだろう。

「ここにタイトルを入力」第5回に出演した「霜降り明星」せいや【写真:(C)フジテレビ】
「ここにタイトルを入力」第5回に出演した「霜降り明星」せいや【写真:(C)フジテレビ】

視聴者困惑「1回みて分からなくて2回みてやっぱり分からなかった」

 フジテレビの深夜をザワつかせている「ここにタイトルを入力」の第5回が9日に放送された。毎回コンセプトの異なる仕掛けで、放送終了後にはSNS上で「カオス」「ぶっ飛んでいる」などと話題になるが、今回は“意味不明”の言葉が最適な内容だったといえるだろう。

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 同番組は2021年11月と12月に深夜のチャレンジ枠で2度放送。ぶっ飛んだ企画の数々がにわかに注目を集めていた。そんな「ここにタイトルを入力」が月曜PLUS枠で6週連続で放送されている。入社2年目(現在は3年目)の若手ディレクターが企画したことでも話題の同番組の5週目が9日に放送された。

(※以下、番組の内容に関する記述があります)

 今回の“ターゲット”は「霜降り明星」せいや。おなじみの打ち合わせ映像から始まった第5回は、「雰囲気でガンガン盛り上げていただければ」と超アバウトな要望をせいやに伝えて、スタートした。

 今回の企画は恋愛バラエティー「その恋、買い取ってもいいですか?」。南海キャンディーズの山里亮太をMCに、“見届人”としてホラン千秋と「Aマッソ」加納の2人、“買取応援人”には「ハナコ」岡部大が出演する。さらに、“買取人”として、伊集院光、野々村友紀子、そしてせいやの3人が配置されるという豪華な面々だ。

 特に説明があるわけでもなくスタートしたどこにでもありそうな恋愛バラエティー。どうやら、素人女性や素人男性が恋する相手への思いの丈を告白し、それを“買取人”が査定するといった企画のようだ。

 ここまではどうにか理解はできるものの、そこからが問題だった。登場した男女が恋心を明かすと、意中のお相手が登場。そして告白に返答する前に“LOVE HOW MUCH”の時間へと突入していく。そして“LOVE CHOICE”で選ばれた“買取人”が“CASH or CARD”を選択する。

 ここまでで1つ言えることは「意味が分からない」だ。せいや以外の出演者はみな、それが当たり前かのようにリアクションを取り、番組は進行していく。スタジオではせいやただ1人、「どういうこと?」とツッコミを入れ続けるのだった。まるで視聴者の声を代弁しているかのようだ。

 その後も“LOVE STOP”や“LOVE THINK”“倍額買取チャンス”など訳の分からないフレーズが連発される。せいやはただただ「意味が分からない」「今何が起こっとるの?」「怖い怖い」と不安げな表情でガヤを入れ続けるのだった。

 以降もせいやのみ“買取金額”が大きくズレたり、せいやが発言するたび、そのズレた回答に凍りつくスタジオ……。

 番組終盤にどんな“伏線回収”が待っているのかと視聴し続けた結果、何の説明もなくエンディングを迎えてしまうからこれまた驚きだ。番組ラストの「TVer最下位でしょ、これ」というせいやの叫び声がむなしく響き渡った。

 放送後には、「初めから終わりまで何にも分からない。分からないまま走り抜けていった」「急に上級者向けぶっ込んできた。訳わからなすぎて頭抱えながら見てた」「今週もカオス番組だったなw」「1回みて分からなくて2回みてやっぱり分からなかった」「気持ち悪いな。いい意味で」「めちゃくちゃ意味わからんくてヤバすぎるwww」など“賛辞”の声が並んでいた。

 ついに次週は最終回。ラストではどのような“迷宮”に視聴者を迷い込ませてくれるのだろうか。

次のページへ (2/2) 【写真】意味不明すぎる「ここにタイトルを入力」の一部始終
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