阿部サダヲ、サイコパス殺人鬼役は特に役作りせず「晴れときどき殺人みたいな」

俳優の阿部サダヲが7日、都内で行われた映画「死刑にいたる病」公開記念舞台あいさつに共演の岡田健史、岩田剛典、メガホンをとった白石和彌監督とともに主席した。

阿部サダヲ【写真:ENCOUNT編集部】
阿部サダヲ【写真:ENCOUNT編集部】

登壇予定だった中山美穂は体調不良により欠席

 俳優の阿部サダヲが7日、都内で行われた映画「死刑にいたる病」公開記念舞台あいさつに共演の岡田健史、岩田剛典、メガホンをとった白石和彌監督とともに主席した。

 映画は、櫛木理宇氏による小説が原作。少年少女24人を殺害した容疑で逮捕された榛村大和が、犯した罪のうち1件の冤罪証明を面識のあった大学生・筧井雅也に依頼するというストーリー。

 普段は明るいパン屋の店主だが、実は殺人鬼だったという役を演じた阿部。その“怪演”が共演者の中で話題となったが、本人は「普段パン屋さんにいるときは普通の人なので普通に演じた。普通の人に見えるようにした」といい、工夫したところは「全然(ない)。晴れときどき殺人みたいな感じ」と殺人鬼であることを特に意識せずに演じたことを明かした。

 6日に封切りになった本作。阿部のもとにも反響が集まっており「面白かった、もう1回見たいという人もいるし、ポップコーンを途中から食べられなくなったという人もいる」と報告。岩田も「試写を見て食欲がなくなった」と苦笑いだった。阿部とともに映画ダブル主演を務めた岡田は「初めて自分の芝居を面白いと感じた。この作品を見てほしいと思えた。少しでも多く僕の世代にみてほしい」と胸を張ってアピールした。

 なお登壇予定だった中山美穂は体調不良により欠席した。

次のページへ (2/2) 【写真】岡田健史は“ロン毛”姿で登場…阿部サダヲ、岩田剛典らが登壇した「死刑にいたる病」舞台あいさつの集合カット
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