市原隼人が“男泣き” ファンで埋まった客席に感謝「目に見えない力をいただいて…」
俳優の市原隼人が2日、都内で行われた主演映画「劇場版 おいしい給食 卒業」(5月13日公開)の完成披露上映会に出席した。
主演映画の完成披露上映会で「1回泣いていいかな?」
俳優の市原隼人が2日、都内で行われた主演映画「劇場版 おいしい給食 卒業」(5月13日公開)の完成披露上映会に出席した。
1980年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田、給食マニアの生徒・ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディー。2019年と2021年にドラマが放送され、劇場版の公開は今回で2作品目となる。
舞台あいさつ前、市原の提案で、市原が甘利田になりきって劇場前で観客をお出迎え。「おはよう!」「周りをよく見て歩け!」などと声をかけ、ファンを喜ばせていた。その時は笑顔の市原だったが、ファンで埋まった客席を前にすると神妙な面持ちになり「みなさんに会えて本当にうれしい」と感無量。あふれる涙を抑えることができず「ごめんなさい、1回泣いていいかな?」と頬を拭うと客席から大きな拍手と「頑張れ!」という声があがった。
市原は「(コロナ禍で)舞台あいさつにみなさんがいらっしゃることがなくなって、きょうはこうして会えるのを楽しみにしていました」といい、「劇場版が生まれたのは、ひとえに作品を好いてくれる方の賜物。心から感謝している。いつも目に見えない力をいただいて感謝しています」とファンに頭を下げた。
甘利田とバトルを繰り広げるゴウを演じた佐藤大志は、ドラマシーズン1のときは13歳だったが、現在15歳と成長。市原は「僕は大志のことが大好き。親戚のおじさんみたいな感覚で見てきた。3年過ごしてきて、この2人にしか流れないあうんの呼吸が大好き」と目を細め、佐藤は「甘利田先生は前回よりアクロバティックになっていて、白熱した対決になっている」と作品をアピールした。
上映会には土村芳、勇翔、田村侑久、登坂淳一、いとうまい子、メガホンをとった綾部真弥監督も参加した。