【電波生活】武井壮、海外で自宅購入を考える理由「地球全土で暮らしたい」 壮大な人生設計を告白

人気番組や注目番組の舞台裏を探る企画。今回はタレント・武井壮がMCを務めるBS-TBS「憧れの地に家を買おう」(毎週月曜、午後11時)。海外の美しい景色を織り交ぜながら不動産物件を紹介し、視聴者に夢と癒やしを提供している。一方、武井は、景色や家を見て楽しむだけを目的としていない。海外に家を本気で購入しようとしているのだ。まずは番組の魅力を紹介してもらい、なぜ海外に買うのか、その思いを聞いた。

「憧れの地に家を買おう」に出演する武井壮【写真:(C)BS-TBS】
「憧れの地に家を買おう」に出演する武井壮【写真:(C)BS-TBS】

BS-TBS「憧れの地に家を買おう」でMC、実際にオンライン内見も

 人気番組や注目番組の舞台裏を探る企画。今回はタレント・武井壮がMCを務めるBS-TBS「憧れの地に家を買おう」(毎週月曜、午後11時)。海外の美しい景色を織り交ぜながら不動産物件を紹介し、視聴者に夢と癒やしを提供している。一方、武井は、景色や家を見て楽しむだけを目的としていない。海外に家を本気で購入しようとしているのだ。まずは番組の魅力を紹介してもらい、なぜ海外に買うのか、その思いを聞いた。(取材・文=中野由喜)

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「地球上のあらゆる場所で、そこでの暮らしに憧れを持てるようなすてきな土地や国の物件を、まさに現地で見たように紹介します。その国の暮らしぶり、生活の仕方が手に取るように分かり、もし、そこで暮らしたら、ということをリアルに想像できます。今、日本で暮らしている人も地球上のどこにでも住むことができて、楽しい暮らしがあることをリアルにイメージしてもらえます。高級物件もあれば頑張れば手の届く物件も。これからの人生をデザインするための新しい選択肢を引き出してくれる番組です」

 武井自身の思いが番組企画と重なり誕生した番組という。

「僕は本気で海外に家を買う気で、皆さんがロケをしてくださった映像を見ています。実際にバルセロナの家をオンライン内見しています。ビザの申請のことも調べてもらっています。番組がこのまま続けば、僕が購入した家をご紹介する可能性もゼロではないですね。本当に家を買うためにこの番組をやってもらっているので(笑)」

 なぜ海外に買いたいのか。

「地球上のいろんなところに素晴らしい景色や人、文化が存在しています。そうしたものと向き合って生きる時間をどれだけ豊かに持てるかということが僕の人生のテーマ。今は日本でタレントとして楽しい時間を過ごし、世界の人が憧れてくれている東京で暮らしていますが、実はずっとそうしていたいわけではないんです。地球のあの場所に住みたい、ここに住みたいという欲求がたくさんあります。自分の人生の残りの何十年かを1年ずつでも2年ずつでも違った街、違った文化、違った国の人々と一緒に過ごすというのは僕にとっては価値の高いこと。そこに人生を使うのが、1番楽しみな将来のビジョンです」

 語気の強さから真剣な熱い思いが伝わる。

「一生懸命に仕事をして、貯まったお金をただ寝かせておくのももったいない。それでお金が家に変わる。家を持ち、そこの永住権を持てたら僕が地球上に住んでいい場所が増えていく。それは僕にとってお金以上に価値があること」

「憧れの地に家を買おう」のロゴマーク【写真:(C)BS-TBS】
「憧れの地に家を買おう」のロゴマーク【写真:(C)BS-TBS】

 世界中がターゲットのようだが住みたい地域をたずねてみた。

「必ず欲しいのがヨーロッパに1軒。EU圏内の不動産投資対象者のビザが発行され、EU圏内の永住権を得ることができますから。僕はヨーロッパの街並みが好きです。石造りの家、歴史的な建物。観光地の大きな街だけでなく、いろんな文献に出てくる小さな街もいい。まずはヨーロッパで5~10年くらいは暮らしたい。地球上に自分が暮らした地域をどんどん増やしていきたい。1度はアフリカで暮らたいし、南米やアジアも住んでみたい街があります。暮らしたいのは地球全土です」

 海外に家という思いに至ったきっかけは何だろう。

「アメリカに3年ほど住んでいたことがあって、すてきな経験でした。日本では出会えない人や文化と出会い、自分の人生を2つ持てたような気持ちになれました。日本で生きていた自分とアメリカの自分で、同じ人間の人生という感じがしませんでした。顔見知りもいないところに行ったことで、過去の自分を気にしなくいいし、ゼロから人間関係を作ることができる。そこが魅力。毎日が別世界でした。たとえば女性とお付き合いする場合、日本人女性への気遣いとは全く違う何かを求められる。自分の人間の幅が広がるきっかけになりました。それが後押しし、日本だけで暮らすのはもったいないと思ったんです。住民としてその場所に暮らすことと、旅行は全く違う価値が手に入ります。住んでみて手に入る物が今の自分の人格形成に大きく寄与しています。それをもっと広げたい」

 海外暮らしに少なからず不安を感じる人もいると思う。

「大変だと感じるかもしれませんが、僕の場合、住んでみると日常がアメリカベースになるだけでした。最初の手続きは大変ですが、住み始めると普通に仕事があり、そこで人間関係を作ったり。海外暮らしを突拍子もないことと思わず、国によって制度も受け入れ態勢も違うので、日本よりも住みやすいと思う国もたくさんあると思います。自分にはこの国の方が大きく飛躍できるのでは、というチャンスが地球上のいろんなところに広がっています」

 9日の放送ではノルウェー・オスロの物件が紹介されるという。武井が購入に向けて動き出すか反応が注目される。

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