元ボクシングWBAミドル級世界王者でタレントの竹原慎二が「チャンピオン育成企画」を始動。YouTubeチャンネル「竹原テレビ」でオーディションの様子が公開となった。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

　100人以上の応募があったという同企画は、竹原の「竹原テレビで真剣にボクシングを教えたい、育成したいです」というひとことで始まった。昨年末の動画では、がん闘病中に描いていた竹原の夢「うちのジムから東洋チャンピオン、日本チャンピオンを出したい」という目標を一緒に達成する「頑張れる子」を募集したいと口にしていた。

　冒頭では書類選考の模様が公開。「どんなきつい練習でも必ずついていきます。僕を世界チャンピオンにしてください。竹原さんを世界一のトレーナーにします」「ボクシング2年間独学でやっています」などの応募者の熱い思いに竹原も思わず笑顔になる。

　書類選考を通過した20人がオーディションに集まった。受験者に対して「合格者が1人決定している」と伝える竹原。それに対し不満が続出する。売名行為で応募したという者まで現れ、受験者同士で乱闘が勃発。「こいつなんや！」「なんや、オラ！」と怒号が飛び交い、会場は不穏な空気に包まれた。

　竹原のひとことで空気が変わる。「そんなん、マジいらん。けんかのために強くなりたいんか。こんなところで暴れてどうなるんよ」と暴れていた受験者をさとした。

　この企画に視聴者からは「熱く本気で世界チャンピオンを目指すボクシング育成企画であってほしい」「竹原さんの本気の熱量で育てる選手がみたい」「ガチでこの中からチャンピオン出て欲しい」「動じない竹原さんが流石」などといった意見が寄せられた。

　血の気の多い受験者から世界チャンピオンの金の卵は見つけられるのか。竹原の指導者としての手腕にも期待していきたい。