自宅ガレージにパーキングリフト設置 日仏伊の愛車がそろう大満足のこだわり空間

ガルウィングドアのマツダAZ-1は初めて買った車【写真:山口比佐夫】
ガルウィングドアのマツダAZ-1は初めて買った車【写真:山口比佐夫】

日仏伊のビンテージカーが勢ぞろい 見るだけで楽しい

 前2輪のトライクは新車で100万ほどで手に入れた。

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「こういうトライクをフュージョンとか250CCのスクーターで作ろうと思っていたんです。そのイメージどおりのが市販されたので、これでいいかなと思って買いました。気に入ったのはデザインですね。みなさん『これなんですか!?』って寄ってきます」

 車検はなく、登録はサイドカー。普通免許があれば運転が可能で、ヘルメットも不要だ。ただ、「250CCの単気筒で、トルクがないので使いにくさはあります」と、坂道発進も難しい。屋根などのさえぎるものがない分、運転は開放的な一方で、デメリットもあるという。「風が全部来るので、顔がものすごく汚れるんです。屋根もないから日焼けもしますし、1日走ると大変ですね」

 シトロエンの2台は、カウンタック同様、イタリアのベルトーネのデザインが気に入っている。Xmは1997年から乗って、同車種3台目。メインの足車として使用している。「形が好きなのと、荷物もしっかり乗る。これ1台でいろんなことができる。このころの80~90年代のフランス車は、ハッチバックの高級車があったんですよ」。フロントの角目をおしゃれな丸目6灯にカスタムしている。

 エグザンティアは昨年、シトロエン仲間に譲ってもらったもので、コンパクトで、キックアップしたサイドラインがポイント。「僕は比較的くさび型の車が好きですね。スタイリングは昔の車のほうがかっこいいと思います」と力を込めた。

 気分によってはこれらの車と入れ替えでカウンタックを置くこともあり、日仏伊のネオビンテージカーが勢ぞろいする。進士さんは新たなガレージライフを楽しんでいる。

□進士慎夫(しんじ・のりお)1966年12月28日、東京生まれ。大学卒業後、製造業に15年間勤務。その後、人事コンサルタントとして活動。エンジニア、営業、インポーターなど主に自動車業界の転職の手伝いをしている。趣味は車とバイクとスター・ウォーズ。小田原でガレージハウスも経営している。

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