格闘家の朝倉未来とYouTuberのヒカルが27日、新型リアリティーショー「Nontitle～この1000万あなたならどう使う？～」の製作発表会に出席。番組は28日午後7時よりYouTube公式チャンネルで配信（毎週木曜日、全12回）される。

　この番組は1000人以上の参加者から選ばれた、事業立ち上げを目指す男女6人の若者が、一つ屋根の下、3か月の共同生活をしながら事業を作り出す様子を追う、新しい形のリアリティーショー。最終話ではメンバーが作り上げた事業に投資を行うか否かを朝倉とヒカルが判断する“Demo Day”を実施する。1000万円は事業の準備金として用意される。

　番組の見どころについて、朝倉は「まだネタバレになってしまうのであまり言えないのですが、エンターテインメント要素で選んでる子もいたり、アホだなって思う子もいるし、凄く優秀な子もいるし、色々なミッションがあるんですが、その中で葛藤だったり、人間的な成長もあったりする。楽しみにしてほしいですね」とアピールした。

　最終話の“Demo Day”ではヒカルと朝倉が実際に投資するかどうか決めるが、その基準について2人が言及。

　ヒカルは「僕と未来くんで違うとは思うんですが、僕はワクワクするかどうかが大事。事業を聞いてのっかってみたいと思ったらお金を出したい。こじんまりとした成功と大きな成功は価値が違う。成功しそうでもワクワクしないことには興味がいない。そこには投資しない。これなら未来につながりそうだなと思うものに投資したい」と説明すれば、　朝倉は「実際になってみないとわからないですが、物語を見ていると感情移入するかもしれない。投資家としては儲からないと投資はしないという考えではあります」と口にした。

　さらに新しいことにチャレンジを考えている若者へ、実業家の先輩としてのアドバイスを求められると、朝倉は「今の若い子たちってすごく賢くて、昔みたいに当たって砕けろてきな少ない気がしている。情報もありふれていて、これはできないとか思うと思うんですが、実際にやってみると思わぬ人が助けてくれたり、6、7割行けると思ったら行動することが大事。周りに言うことも大事で、自分を追い込んで逃げられない状態にしたりとか、仲間を大切にしたり、ミスをしても修正することが大事です」と力説。

　ヒカルも「どこまで自分が行きたいか、どうなりたいかがすべて。こんなこと無理でしょっていうことでも、例えば営業の仕事していても目の前に1億円ぶらさがっていたら頑張るわけで、それくらい大きなものを未来に見据えているだけで頑張れる。努力すればなんとかなると思っている。それができただけで圧倒的に差がつくのが事実。それくらいの気持ちでやれたら、何をやってもある程度のところまでは行くと思っている」と金言を送った。