Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー／最後の錬成」（5月20日・6月24日二部作連続公開）の製作報告イベントが21日、都内で行われた。

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　荒川弘による大ヒットマンガ「鋼の錬金術師」。国家錬金術師エドワード・エルリックと、弟のアルフォンス・エルリックの活躍と葛藤を描く物語で、2017年に実写映画化。続編は二部作で構成され、原作の最後まで描き切る。「復讐者スカー」は国家錬金術師だけを抹殺する男・スカーとの対決、「最後の錬成」は国家を揺るがす巨大な陰謀を描く。

　引き続き、エドを演じる山田は「山田は「前作のとき、監督と『ハガレンは最後まで描かないと何も始まらないし、終わらない』と話していた」といい、続編決定に「うれしい。ようやくできるんだって思った。この4年間、鋼の錬金術師への思いは途切れることはなかった。“いつでもいけます”という感覚だった」と再始動のハガレンを喜んだ。

　本田翼やディーン・フジオカ、蓮佛美沙子ら続投となったキャストとは久しぶりの再会となったが、「久しぶりな感じはなく、『なんでだろうね』という話をしていました。皆さんも途切れずに4年間、待っていたのはないか」と語った。

　本作はアクションシーンが満載で、山田によると「前作の3～4倍」という。キャストはトレーニングを重ねて役の体を作り上げていった。本田が「現場にこんなに大きいプロテインが置いてあった」と明かすと、蓮佛も「『フッフッ』って現場で誰かがトレーニングをしている声が聞こえてきた。みなさん体づくりされてパワーアップしています」と太鼓判を押す。

　山田は「この現場には“筋肉バカ”しかいなくて（笑）」と苦笑いで明かすと、体づくりの“先生”は山本耕史が担当していたことが発覚。山本は「みなさんすごいんですよ。ビックリするほど体を作っていたので足りるかなと思っていた。見たら足りていましたね（笑）」と筋肉の仕上がりにご満悦だった。

　イベントにはそのほか、本郷奏多、渡邊圭祐、水石亜飛夢、舘ひろし、栗山千明、佐藤隆太、内野聖陽、メガホンをとった曽利文彦監督も参加した。