勘九郎、七之助兄弟がラジオで歌舞伎の魅力を紹介 勘九郎「『見ず嫌い』にならないでほしい」

歌舞伎俳優の中村勘九郎(40)、中村七之助(38)兄弟が、ラジオで歌舞伎の魅力を分かりやすく伝えることになった。今月17日夜8時放送の特別番組「吉崎典子 物見遊山てんこ盛り!~歌舞伎入門編~」(ニッポン放送)に、中村兄弟がゲスト出演する。

中村勘九郎、吉崎典子、中村七之助(左から)
中村勘九郎、吉崎典子、中村七之助(左から)

17日放送の特別番組「吉崎典子 物見遊山てんこ盛り!~歌舞伎入門編~」

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(40)、中村七之助(38)兄弟が、ラジオで歌舞伎の魅力を分かりやすく伝えることになった。今月17日夜8時放送の特別番組「吉崎典子 物見遊山てんこ盛り!~歌舞伎入門編~」(ニッポン放送)に、中村兄弟がゲスト出演する。

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 元フジテレビでフリーアナウンサーの吉崎典子(60)は、フジテレビ時代に中村屋を密着したドキュメンタリー番組で監修やナレーションを担当。現在も巡業に同行し歌舞伎のイヤホンガイド解説員を務めるなど、中村屋との関係を築いている。パーソナリティーを務める同番組では、兄弟とともに江戸時代から400年以上にわたって人々を楽しませてきた歌舞伎”の魅力に迫っていく。身近なキーワードをひも解きながら、歌舞伎の楽しみ方を紹介していく。

 出演にあたり、勘九郎は「面白いもの、良いものを届けたい。初めての方には“見ず嫌い”にはならず、まず見てほしいです」と語り、七之助は「歌舞伎を肌で感じてほしいですね。人それぞれの楽しみ方を見つけられる、自分の好きなところを見つけてほしいです」とリスナーに呼びかけている。そして、父である18代目中村勘三郎が他界してからの10年を振り返り、「常にそこにいて、そばにいるような感覚」と率直な気持ちを語った。その上で「今、お父さんに何か言われるとしたら?」という質問には、「『早く平成中村座やれよ。どうするんだよ』と言われそうです」と笑顔で返答した。

 他にも、コロナ禍で感じた苦しい日々を振り返ったり、次の世代を担う中村勘太郎(11)、 中村長三郎(8)への思いなども語った。

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