ソニン、キャミソールワンピで舞台会見に登場 笑顔で抗議「下着姿ってどういうこと!」

舞台「THE 39 STEPS(ザ・サーティーナイン・ステップス)の製作会見が8日、都内で行われ、キャストの平方元基、ソニン、あべこうじ、小松利昌がなぜか下着姿で登場し、見どころなどを語った。

舞台「THE 39 STEPS」製作会見に登場したソニン【写真:ENCOUNT編集部】
舞台「THE 39 STEPS」製作会見に登場したソニン【写真:ENCOUNT編集部】

舞台「THE 39 STEPS」記者会見に登場

 舞台「THE 39 STEPS(ザ・サーティーナイン・ステップス)の製作会見が8日、都内で行われ、キャストの平方元基、ソニン、あべこうじ、小松利昌がなぜか下着姿で登場し、見どころなどを語った。

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 本番の衣装で登場することの多い舞台の製作会見だが、異質な登場に小松は「僕とあべさんが135役ぐらいある。着るものがたくさんあって選べないので、これでやっちゃおうということになって」と下着姿になった理由を説明。男性はランニングに縦縞のパンツに白いスニーカーといういで立ちで、取材陣と対峙した。

 もらい事故に巻き込まれた感があるのはソニンだ。薄いグレーのキャミソールワンピ姿にカメラのフラッシュがたかれる中、「下着姿で女優が記者会見をするってどういうこと!」と笑顔で口をとんがらせ、取材陣の笑いをさらった。

 作品は、イギリスの作家、ジョン・バカンの「三十九階段」(1915年)とアルフレッド・ヒッチコックのサスペンス映画「三十九夜」(1935年)を基に舞台化したハイパーコメディーで、出演者は4人だけ。

 ビデオでメッセージを届けた演出家のウォーリー木下氏は「出演者4人だけで全部やるっていう、ごっこ遊びですよね」と説明。「今、これをやる意味を追求したい。それは何かといったら観客と一緒にライブを楽しむこと。夢のような時間を過ごしてもらえるよう、いろんな仕掛けを用意してお待ちしています」と呼びかけた。

 ミュージカルでデビュー10周年を迎える平方にとって、今作が初の単独主演の舞台になるが気負いはなく、「4人で作っていくことにほっとしています。それぞれが主演のような作品になっている」とけいこ場で共有できているカンパニーの間のよさを信頼。「物語を運んでいく一員として、ミュージカルで育てていただいた僕が、いろんなものをお返しできるよう気持ちを込めてやりたいです」と意気込みを示し「膨大なせりふ量と膨大なムービングですが、大人たち4人が必死になってまさにハイパーなコメディーになると思います」とアピールした。

 4人がずっと出ずっぱりになっているところも見どころの一つで、3役をこなすソニンは「一切はけない演出になっていまして、ずっと舞台上にみんながいる。ということで、とにかく覚えることが多くて、今までに見たことのないような演出とステージになるんじゃないかと思っています」と手ごたえは十分。「4人しかいないので、力を合わせて4人の役者魂! を見せつけたいと思います」と言葉に力を込めた。

 いつもの舞台との勝手の違いに小松も「袖がない、隠れるところがない」とあたふた感を強調。「舞台にトイレ用意しないといけない。上下に一つずつ」と小松の発言に便乗したあべは「これから俳優という道、カメレオン俳優としてスタートできる作品になる。この作品を通して進化していきたい、成長をしていきたい。楽しいが詰まった、ハッピーが詰まった作品だと思います。ぜひプライベートで見に来てください」と取材陣に自腹観賞を呼びかけた。

次のページへ (2/3) 【写真】舞台「THE 39 STEPS」製作会見の集合ショット
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