谷村奈南、中高一貫の名門校当時は「ガリ勉でした」 “オタク気質”で音楽もヨガも哲学を追求

アーティストとして活躍する谷村奈南(34)は歌い手だけでなく、作詞・楽曲提供など“裏方”としても精力的に音楽活動の幅を広げている。近年は、ヨガや瞑想を通して“ウェルビーイングな生き方”を提唱するウェルネスの活動にも注力。充実した現在の日々について聞いた。

“ウェルビーイングな生き方”を追求する活動にも取り組む谷村奈南【写真:荒川祐史】
“ウェルビーイングな生き方”を追求する活動にも取り組む谷村奈南【写真:荒川祐史】

新曲の意外な反響「実は、アメリカのある政党のイベントに使われたんです」

 アーティストとして活躍する谷村奈南(34)は歌い手だけでなく、作詞・楽曲提供など“裏方”としても精力的に音楽活動の幅を広げている。近年は、ヨガや瞑想を通して“ウェルビーイングな生き方”を提唱するウェルネスの活動にも注力。充実した現在の日々について聞いた。(取材・文=吉原知也)

 音楽好きの両親の下で、幼少期からピアノにも親しみ、当たり前に音楽がある環境で育った。中高一貫の名門校に通い、「勉強が大好きで、ガリ勉でした(笑)。英語の弁論大会などにも出てましたね~」。自分の性格については「昔から、オタク気質なんです。音楽もピアノもヨガも哲学も、好きなことを突き詰めてやるタイプなんです」と“自己分析”する。

 現在はフリーの立場で、その探求心をフルに発揮している。楽曲・作詞提供や、小学生の女の子の音楽プロデュースなど、音楽センスを生かした裏方としても躍動している。グローバルな人脈を生かして、2020年末には新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けたニューヨーク発のチャリティープロジェクトに参加した。21年5月に配信リリースした全英語歌詞の「The Power Of Unity」は、作詞作曲・デザイン・映像もすべてセルフプロデュース。同曲は、父の仕事の関係で幼少期にハワイやロサンゼルスに滞在経験があり、“第二の故郷”とも言える米国への思いを込めた1曲だ。

 思わぬところで反響があったといい、「実は、アメリカのある政党のイベントに使われたんです。実際にこんなことがあるんだ、と驚きました」と明かしてくれた。

 21年11月には、アコースティックのワンマンライブを開催。久々のステージで、「普段の生活では“緊張しい”なのに、ステージでは緊張しないのが自分のタイプです。なのに今回のライブはめちゃくちゃ緊張したんです。でもやっぱりとても楽しかったですね」と、うれしそうに振り返る。

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