【ちむどんどん】黒島結菜、元気な役から好影響 「人見知りがちょっと無くなった」

女優・黒島結菜がこのほど、ヒロイン・比嘉暢子を演じるNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」(4月11日スタート、月~土曜午前8時)についてオンラインで取材に応じ、初の朝ドラヒロインへの思いや撮影の様子などを明かした。沖縄で生まれ育った主人公・暢子が西洋料理のシェフを目指して修業し、やがて沖縄料理店を開くために奮闘する姿と4きょうだいら家族愛を描く作品。

ヒロインの比嘉暢子を演じる黒島結菜【写真:(C)NHK】
ヒロインの比嘉暢子を演じる黒島結菜【写真:(C)NHK】

演じるヒロイン・比嘉暢子は料理を作ることも食べることも大好きな設定

 女優・黒島結菜がこのほど、ヒロイン・比嘉暢子を演じるNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」(4月11日スタート、月~土曜午前8時)についてオンラインで取材に応じ、初の朝ドラヒロインへの思いや撮影の様子などを明かした。沖縄で生まれ育った主人公・暢子が西洋料理のシェフを目指して修業し、やがて沖縄料理店を開くために奮闘する姿と4きょうだいら家族愛を描く作品。

「私にとって、朝ドラヒロインだからという特別感はあまりないというか。朝ドラで、沖縄で撮影ができ、そのヒロインという、3つが重なったのが特別なこと」

 演じる暢子は料理を作ることも食べることも好きな設定。演じるにあたり意識していることはあるのか。

「おいしい物をおいしく食べることを遠慮せずにやろうと思っています。食べるシーンでもせりふがあるので、遠慮して小さい一口とかになりがちですが、あまり意識せずに取った量をそのまま食べるようにしています。モグモグしながらせりふを言うシーンがいっぱいありますが、暢子らしくていいかなと思い、いっぱい食べています。25歳なら普通は落ち着いているだろう、というようなことも暢子なら思い切り全身で表現するだろうなと想像して演じています」

 そんな元気なキャラクターを演じていてどのように感じるか。

「すごく楽しいです。自分自身は普段の自分をありのまま出したりすることはあまりないのですが、この役をやっていると、いい意味で引っ張られて暢子の楽しく元気な性格が自分自身にも影響し、人見知りがちょっと無くなったり、いい影響を役からもらっている気がします。そういう意味では明るく前向きなキャラクターは演じていて、いい面がいっぱいあります」

 暢子と自身の似ている点は?

「おいしい物が好きなところとか運動が得意な部分も一緒。性格的には暢子ほど明るくはないですが、近いところは多いかも」

 料理を食べるシーンが多そうだ。昼食を抜くなど日頃の食生活に影響はないのか。

「ないです(笑)。お昼を食べて、お昼明けのシーンで、『あれ、また食べるシーンだった、しまった』と思うこともありますが、でもまた食べる(笑)。事前に知っていたら、おいしいご飯のために、ちょっとおなかをすかせておこうと思う時もあります。撮影なのに素の自分になって思い切り遠慮なく食べています。撮影現場に入ると頭を使うので、すぐにおなかがすくんです。食べないとエネルギーにならないなと、この朝ドラに入って実感しています。食べることは大事だと思い、ちゃんと食べるようにしています」

 兄・賢秀を竜星涼、姉・良子を川口春奈、妹・歌子を上白石萌歌が演じる。4きょうだいについての印象はどうか。

「とても仲良くなっています。昨年の沖縄ロケを経て4人の距離がぐっと縮まりました。その後、東京で撮影があっても4人そろうと、すごくほっとするんです。家族での撮影シーンがあまりない期間はすごくさみしいです。たまに会えたりすると、すごくうれしくて、もう家族みたいで懐かしいです。この4人がきょうだいでいられたのは、すごくいいなと思っています」

 最後に自身のふるさとでドラマの舞台でもある沖縄は、黒島にとってどういう場所か聞いた。

「帰る場所があるというのは、私の心のよりどころになっています。コロナ禍以前は、つらい時は、2日休みがあれば1泊だけでも沖縄に帰って海を見て、家族と会って東京にまた戻ることもありました。何かあるといったんリセットする場所みたいな感じになっています」

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