俳優の杉良太郎が4日、都内で行われた新型コロナウイルスのワクチン接種普及啓発イベントに登場した。「EXILE」TETSUYAとSHOKICHI、「HKT48」武田智加、豊永阿紀、松岡はな、三つ子シンクロアクロバットパフォーマーの佐藤三兄弟（長男・綾人、次男・颯人、三男・嘉人）、入江聖奈（日本体育大学ボクシング部）も登壇した。

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　今年1月に新型コロナウイルスに感染した杉は「手段としてはワクチンしかない」と切り出し、「残念ながら、私もコロナにかかりまして痛い思いをしました。どこでどうなってかかってしまったのか分からない。これが恐ろしいところだなあと思います」と感想を述べた。

　コロナ感染時は、熱が38.2度まで上がったという杉は「これひょっとしてと思ったのが、喉が痛かったこと。2日目くらいから相当痛くなって、徐々に改善されて治りました。隔離期間は10日間と言われたんですけど、13日間休みました」と語り、「最初は風邪の症状でしたね。どこで感染したのかなあという不安もありましたが、自分が誰かに感染させているんじゃないかという方が不安でしたね。隔離されてますからね。それがつらいですね」と振り返った。

　また杉は「ワクチンを打つ方が思ったよりも少ないと聞きましたが、もったいないと思います。世界の国では打ちたくても打てない人がいる。日本はこれだけ手厚くしても来ない方がいるのは残念なことです。健康はお金では買えないので、家族の方が感染すると大変な目に遭うわけですから、私は勧めていきたいと思います」とワクチンを大いにアピールしていた。

　当日は杉と共に、有志の中から佐藤三兄弟が実際にワクチン（モデルナ）を接種した。次男・颯人が「副反応で熱が出るタイミングが3人とも全く同じだった」と語ると、杉は「本当？」と驚いた様子だった。