アイドルグループ「日向坂46」が31日、都内の東京ドームで「3周年記念 MEMORIAL LIVE～3回目のひな誕祭～」を開催。2度の延期を経て開催となった初の東京ドーム公演2DAYSを締めくくった。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

　同グループは、2015年8月に「けやき坂46（ひらがなけやき）」として誕生し、19年3月に日向坂46へと改名。グループが目標に掲げてきた東京ドーム公演は、新型コロナウイルスの影響で2度延期に。日向坂46としての3度目のバースデーライブで、念願だった東京ドーム公演が2DAYSで実現となった。コロナ禍での東京ドーム・フルキャパシティでのライブ2DAYS開催の再開は日向坂46が初。2日間で約10万人を動員した。

　ステージ上の卵型バルーンが割れてメンバーが登場すると、1stシングル「キュン」で熱狂のライブが幕開け。続く「ドレミソラシド」でもメンバーが喜びを全身で表現し、この日を待ちわびた「おひさま（ファンの総称）」もサイリウムやスティックバルーンでエールを送った。

　昨年6月より体調不良のため休業していた2期生の小坂菜緒は、東京ドーム公演の初日にステージ復帰。オープニングMCで復帰を報告し、「またここに戻って来られてすごく嬉しいです。体調は万全の状態とは言い切れなくて、少しずつのスタートになりますが、これからまた頑張っていくので応援よろしくお願いします」と挨拶した。

　小坂の復帰報告後、キャプテンの佐々木久美は、「こさかなのペースで、また一緒にパフォーマンスをしていけたらなと思います。頑張ろうね」とやさしく語りかける。また、濱岸ひよりが新型コロナウイルス陽性判定を受け、休演となったことを説明。濱岸へ向け、「22人分の気持ち、魂でステージに立っています」とメッセージを送った。

　アンコールでは、5月11日にリリースされる7thシングル「僕なんか」を初披露。小坂がセンターを務める同楽曲では、新たなステージへと向かう決意を感じさせるパフォーマンスでファンを魅了した。アンコール2曲目の「日向坂」を歌い終えても、会場の拍手は鳴りやまずダブルアンコールへ突入する。

　約6年間の活動を振り返り佐々木久美は、「最初は1人だったメンバーが、私たちが入って増えて、2期生が入ってきて、増えるだけじゃなくて、仲間の夢を応援して見送ることも経験して、それでも新しい仲間が入ってきてくれた。最初から、けやき坂46の頃から大事にしてきた気持ちは今もずっと私たちの心にあります。成長した部分もあるし、変わらないものもあると感じます」とコメント。さらに、「日向坂46になって、より強く思うのは、おひさまの力は偉大すぎる。大きすぎる夢を掲げても、こうやって実現できるのは、みなさんがいつも味方でいてくれるから。信じて付いてきてくれて、ありがとうございます」と感謝すると、「ここがゴールだと思っていたけど、また新たな出発の地となりました。ここから新しい場所を目指して、みなさんと一緒に夢をかなえ続けて行きたい。これからも最高の景色を見て行きたいと思います」と誓った。

　ラストナンバーとしてファンに届けたのは「約束の卵」。おひさまとの絆とドーム公演への思い歌った同曲で、日向坂46の夢である東京ドーム公演を完走した。

M01　キュン
M02　ドレミソラシド
M03　おいで夏の境界線
M04　キツネ
M05　ハッピーオーラ
M06　窓を開けなくても
M07　こんなに好きになっちゃっていいの？
M08　抱きしめてやる
M09　こんな整列を誰がさせるのか？
M10　My god

M11　Dash＆Rush
M12　未熟な怒り
M13　この夏をジャムにしよう
M14　Right？
M15　それでも歩いてる
M16　アザトカワイイ
M17　ソンナコトナイヨ
M18　期待していない自分
M19　君しか勝たん
M20　永遠の白線

M21　半分の記憶
M22　ってか
M23　NO WAR in the future 2020
M24　誰よりも高く跳べ！2020
M25　JOYFUL LOVE

EN1　僕なんか
EN2　日向坂

WEN1　約束の卵