もう中学生、75人の中学2年生からの質問にタジタジ…「まだまだ、中学生続けます!」
お笑い芸人・もう中学生が、28日にオンラインで開催された「令和3年度 日本PTA全国協議会国内研修事業」に出席。“人生の先輩”として、現役中学生たちへメッセージを送った。
もう中らしい回答も「嫌いな人のおかげで頭が良くなっている」
お笑い芸人・もう中学生が、28日にオンラインで開催された「令和3年度 日本PTA全国協議会国内研修事業」に出席。“人生の先輩”として、現役中学生たちへメッセージを送った。
「令和3年度 日本PTA全国協議会国内研修事業」は、全国の中学2年生男女75人が、これからの時代を切り拓くリーダーとしてのスキルを“楽しく”学ぶ国内研修事業。本来であれば顔を合わせて交流を図る予定だったが、新型コロナウイルスの影響のため、リモートでの実施となった。
もう中は、オンラインを通じて、中学生たちの悩みや質問に答える形で講演を行った。ショートネタで場を和ませた、「同い年の違う都道府県の子と触れ合う機会なんてめったにないので、みんなで楽しんでいきましょう!」と優しく声を掛けた。
序盤は緊張気味だった中学生たちも、徐々に内に秘めている悩みを吐露。新学期間近ということで「クラス替えで嫌いな人と一緒になった場合はどうすればいいですか?」との質問が。もう中は「頭の中で、“その人がいるから自分は他の人と接するときに優しくなれるんだ”って(思ってほしい)。それに、嫌いな人とどう付き合うべきか頭を動かすでしょ? ってことは、嫌いな人のおかげで頭が良くなっているのよ」と真摯(しんし)に向き合った。
また、夢への取り組み方についても告白。
「お笑い芸人になるって決めたし、家族と離れて1人暮らしをするって決めたんだから、ほかに誘惑があっても、絶対にそれには振り向かないって決めています。それは今でも思っている信念です」
「(参加者の)中には夢を持っている子もいると思います。ほかに楽しそうなこと、ラクそうなことがあるかもしれないけど、(誘惑に負けず)夢に向かって突き進んでください!」とエールを送った。
さらに、もう中は、高校3年生になるまで芸人を目指していなかったとも明かし、中学生で夢を持っていなくても安心してほしいと呼びかけた。
子どもたちからは「仕事大変ですか? 楽しいですか?」という純粋な質問も。「すごく楽しそうにのほほんとやっている感じに見えるけども、やっぱりお仕事だから大変なことや悩みがつきものです。でも、悩みやつらいことがあるほうがいいよね。また同じことが起きたときに、そんなにつらく感じなくなるから」とアドバイスも送った。
その後もたくさんの質問に答えたもう中。最後には「さまざまな地で会えるように、たくさん見てもらえるように、僕、頑張ります。みなさんも引き続き、明るく、楽しく、健康で、そしてお野菜とかもきちんと食べて、食べ残しをしないように。父ちゃん母ちゃんはたまに厳しいことを言うけど、それも愛なので、ジュワンと吸収して、頑張りましょう!」とらしさあふれるあいさつで締めた。
イベントでは中学生たちの質問に圧倒されたもう中。「まだまだ、中学生続けます!」とコメントを残した。