「心配と緊張で手がプルプル」 AKB48岡田奈々が明かしたプレッシャーとの向き合い方

モルジアナは「今までやったことのない役」と意気込む岡田奈々【写真:舛元清香】
モルジアナは「今までやったことのない役」と意気込む岡田奈々【写真:舛元清香】

憧れだった2.5次元ミュージカルで「“アイドル・岡田奈々”は消していく」

――2.5次元作品では、原作や登場するキャラクターがすでに確立されています。役作りではどんなアプローチが必要でしょうか。

「すごく難しいですよね。今まで出演してきたAKB48の舞台は、ありのままを演じることで、そのままキャラクターになっていましたが、今回はキャラクターが存在しているので、『どこまで寄せていけるのか』『いつもの自分を殺せるのか』というところが少し心配です。

 これまでは一生懸命だったり、がむしゃらだったり、熱量が大事なキャラクターが多かったのですが、今回演じるモルジアナちゃんは無表情で冷静。今までやったことのない役柄なんです。でも、私が2.5次元ミュージカルをやりたいと言っていることを知ってくださっているファンの方もいますし、私にとってもファンの方にとってもうれしい挑戦になると思っています」

――舞台を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「2.5次元ミュージカルに挑戦するのは初めてなので、私もどうなるかドキドキしています。挑戦していく姿を皆さんに見ていただけたらとてもうれしいです。演じるモルジアナちゃんのことを好きになっていただけるように、“アイドル・岡田奈々”は消していくつもりですので、楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします!」

□岡田奈々(おかだ・なな)1997年11月7日、神奈川県出身。12年にAKB48に第14期生として加入し、13年にチーム4に昇格。シングル表題曲でセンターを務めたのは51stシングル「ジャーバージャ」、58th「根も葉もRumor」。22年1月に行われた「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で優勝した。また、17年から22年3月までSTU48のメンバーとしても活動した。

ミュージカル「マギ」-迷宮組曲-

東京公演(天王洲 銀河劇場):2022年6月3日(金)~12日(日)
大阪公演(森ノ宮ピロティホール):2022年6月18日(土)~19日(日)

原作:大高忍「マギ」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)/脚本・作詞=浅井さやか/演出=吉谷晃太朗/出演=アラジン:宮島優心(ORβIT)、アリババ:猪野広樹、モルジアナ:岡田奈々、ブーデル:長友光弘(響)、ババ様:杉本美保、ゴルタス:小野塚渉悟、練白瑛:田中志奈、ジュダル:手島章斗(SOLIDEMO)/カシム:廣瀬大介/ジャミル:川久保拓司、 ウーゴくん:森川智之(声の出演)

公式ツイッター:@musical_magi
(C)大高忍・小学館/ミュージカル「マギ」製作委員会

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