“なんか気になる!”アイドル「なんキニ!」 7人最初で最後のアルバムに懸ける思い
馳川は3月31日に卒業「来てくれた人の記憶に残るようなライブに」
――年間通して約250本のライブ。率直に大変じゃないですか?
坂下「ライブにたくさん出演させていただくことによって、鍛えられた感はあります。たくさんステージに立って、お客さんとの接し方なども学べたと思います」
――馳川さんは、大学卒業を機に今月末でのグループ卒業が発表されています。アルバム発売とどちらが先に決まったのでしょうか。
馳川「ずっと卒業のタイミングを悩んでいて、でもやっぱり卒業を決めるのがちょっと怖くて……。その中で自分の区切りを付けられるタイミングがアルバムリリースが決定したことだったので、それが分かったタイミングで卒業しようと心の中で決めました」
――卒業と聞いたメンバーはどう思われましたか。
唐澤「初めて聞いたときはびっくりで全然実感がなかったですね」
――卒業を考えていたことは明かしていなかったのでしょうか。
馳川「私、本当に悩みごととかを言わないタイプなんです。だから相談とかもまったくしませんでした。でも、メンバーもそういう性格だと分かっていたと思うので、私が言ったら納得してくれました」
仁科「7人で『なんキニ!』って考えていて、1人辞めるとかを考えていなかったので、最初は本当にびっくりでした」
――3月31日には馳川さんの卒業公演が控えています。意気込みをお願いします。
高橋「侑奈ちゃんが卒業するまでの数少ない7人でできるライブをかみ締めながら、侑奈ちゃんにとっても今まで1番楽しかったって思ってもらえるように盛り上げていきたいです」
唐澤「やっぱり寂しいんですけど、侑奈が決めた道なので、これからを心配させないようにみんなで頑張って、最後は笑顔で送り届けたいなって思います」
永野「7人でするライブはもう数が限られているので、侑奈の最後の日まで悔いのないライブにしていきたいなって思っています」
仁科「侑奈が卒業する日に寂しいっていう気持ちよりもちゃんと6人で侑奈のこれからの将来を押し出す、ちゃんと背中を押して『頑張ってね』という気持ちが伝わるようにしたいです。残り少ない7人でのライブを今までよりもさらに7人でライブができることの楽しさを忘れずにやっていきたいです」
坂下「この2年半一緒に活動してきて、最後というのが実感は湧いてるけど湧いてないみたいな状態です。7人で一緒にいられる時間を大切にして、個人的には侑奈ちゃんにめちゃめちゃ支えてもらったので、残りの期間で自立の準備をしようかなって思っています(笑)」
小野寺「侑奈の卒業公演の日が、7人の『なんキニ!』での最後の日になるので、侑奈にとってもだし、ファンの人たちにとっても7人が『なんキニ!』で良かったなって思ってほしいです。次の日からは6人になりますが、侑奈やファンの方に『この6人じゃ不安だな』って絶対に思ってほしくないので、『7人の期間は良かった』っていうのと、『ここからも6人に任せられるぞ!』っていうのを感じてもらえる日にしたいです」
――メンバーの話を受けて、馳川さんはいかがですか。
馳川「私にとって『なんキニ!』最後でもあって、アイドルとしても多分最後になるので、『馳川侑奈の卒業公演すごかったね』とか『感動したね』とか、来てくれた人の記憶に残るようなライブにしたいです。そのために、残された一つ一つのライブを大事にして、ファンの方との時間も大切にしていきたいです」