金子恵美「ないことないことを書かれて、人格も全否定された」 夫・宮崎謙介氏の“騒動”を回想

2020年を迎えた日本社会は多くの困難に直面している。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日常生活ではマスク不足が解消されず、イベントの“自粛ムード”も高まっている。また、「働き方改革」が進む中で、子育て世代にとっては男性の育児休業取得や夫の家事参加など課題も多い。「処方箋」はあるのか。元衆院議員の宮崎謙介氏を夫に持つ1児の母であり、元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏に聞いた。全3回の後編。

元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏【写真:ENCOUNT編集部】
元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏【写真:ENCOUNT編集部】

金子恵美氏に直撃! 「小泉進次郎さんほどの発信力があれば言ってほしい」と男性育休の家事貢献度を訴え

 2020年を迎えた日本社会は多くの困難に直面している。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日常生活ではマスク不足が解消されず、イベントの“自粛ムード”も高まっている。また、「働き方改革」が進む中で、子育て世代にとっては男性の育児休業取得や夫の家事参加など課題も多い。「処方箋」はあるのか。元衆院議員の宮崎謙介氏を夫に持つ1児の母であり、元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏に聞いた。全3回の後編。

――日本の働くスタイルは変革期を迎えています。最近では、小泉進次郎環境相が育休取得を表明し、話題になりました。男性の育休取得が進まない現状をどう見ていますか。

「育児休業の制度自体は、少しずつでも改正されながら、充実はしてきていると思うのですが、対象が会社勤めの方となっているのは、すべての男性に機会・権利がないわけですから、その部分はまだ不十分です。それに、若いご夫婦が心配しているのは経済面です。育児休業給付金の支給水準を引き上げる話も出ています。これは後押しになります。あとは職場の風土です。まだまだ課題はあると思っています」

――育休に対する考え方、育休取得後にどう取り組んでいくかも重要です。

「女性活躍社会と子育てを両立するためには、男性の育休だけではないですが、男性の家庭への貢献度を増やしていかないといけないです。育休を取得し、家庭の中で女性の家事負担を減らしてあげること。私はこれが『育休』だと思っています。生まれたばかりの子供についての男性の育児と言えば、ミルク、オムツ替え、沐浴・お風呂に入れることぐらい。トータルで考えても、男性は1日で2時間ぐらいしかやりようがないんですよね。育児だけに特化するとそうなってしまいます。家事に対してどれだけ貢献できるかが重要なんです」

――家事を行うことですね。

「炊事、洗濯、掃除です。ただ、これができない男性が多いということが問題です。オムツやミルクの担当はもはや当たり前のことです。妻からすれば、置いてあった洗い物をやってくれること。それで妻は『ああ助かった』となります。夫が『子供の面倒を見るし、掃除も家のこともやるから、きょうは外に出てきていいよ』とやってあげられるかどうか。少しでも妻が楽できる時間を作ってあげることです。もし、自分にはできないなと思われた方がいれば、今は父親学級(両親学級)というものがあります。それでも、実際に行っている人は一部です。なんとなく育休を取って家でゴロゴロして休まれても……と思っているママさんたちがいるのだとすれば、育休の本来の意味をなしません。これはアイデアですが、父親学級に行って家事労働というものを理解した人しか育休を取得できません、といった義務化も一つの考えです。小泉進次郎さんほどの発信力があればそれぐらい言ってほしいです」

――夫の宮崎さんは家事を率先して行い、どれだけ遅く帰ってきても朝ごはんを作るということをお聞きしました。

「そうなんですよ。男性からすれば、私が言ったことは、『外で働いて育児もさせられて、さらに家事もやらされて……』と反発が起きることはわかっています。でも、しっかりやっている人もいます。そこが夫婦円満の秘訣ですよ」

――過去に騒動もありましたが、夫婦の理想像をどのように描いていますか。

「これ以上の波乱は起きませんよ、平穏に生きたいと思っています(笑)私は基本的に、夫婦というものは結局、他人だと思っているのです。親と子は血がつながっていますが、他人は他人だと思う割り切りは大事だと思っています。結婚して時間を共有している中で、もちろん同じ夢は出てくると思いますが、やっぱり個人の人生。宮崎謙介の人生、宮崎恵美の人生なんです。それぞれが人生を持っていて、それぞれの夢を叶えるために、互いにとって一番の味方であり、応援団であるべきだろうなと思っています。ですので、宮崎謙介がやりたいことに対して、私は絶対に否定はしません。彼の人生を生きてほしいし、そこでうまく自分1人ではできないという時に、私の力を借りてほしい。もちろん私はサポートしますし、一番の理解者でいたいなと思っています」

――芸能活動も本格的に取り組んでいます。

「芸能界はまだ新人みたいなものですから。私に求められているのは、元政治家としての視点だと思います。私のバックボーンを大事にしながら、視聴者の方々にとって政治の裏も含めて知りたいと思っていただき、オファーが続くということが目指すところです」

――夫婦共演も増えてきました。

「先日も夫婦共演の仕事がありましたが、まあこんな日が来るとは。あの苦しい日々、宮崎が苦しかったので。一歩外に出ては、ガシャガシャと撮られ、あることないこと、いや、ないことないことを書かれて……。もう全否定、人格も全否定されていたので。私は、宮崎はそういう人ではないですよ、とずっと思っていて、そういうところをみなさんに知っていただきたいし、いつか知っていただけると思いながら2人で頑張ってきたところもあるので。これからも2人での仕事が増えればと思っています」

□金子恵美(かねこ・めぐみ) 1978年2月27日、新潟県生まれ。42歳。早大卒。衆院議員時代は総務大臣政務官などを歴任した。政界引退後は、コメンテーターなど幅広く活躍している。

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