YouTube登録者数100万人超の子ども向け番組 再生数増のために凝らした創意工夫とは
YouTubeの大人気子ども向け番組「サンサンキッズTV」。太陽をモチーフにした6歳の男の子・サンサンと、雲をモチーフにした6歳の男の子・くもりんが、仲間たちと一緒に工作などの遊びを紹介する3歳から6歳向けの番組だ。2022年1月6日に登録者数が100万人を超え、100万人突破記念キャンペーンも展開している。同番組を手がける株式会社aquwaの代表・佐々木和哉さんと番組制作担当の吉田健生さんに、100万人達成の思いやキャンペーンについて聞いた。
「サンサンキッズTV」100万人突破記念キャンペーンを展開
YouTubeの大人気子ども向け番組「サンサンキッズTV」。太陽をモチーフにした6歳の男の子・サンサンと、雲をモチーフにした6歳の男の子・くもりんが、仲間たちと一緒に工作などの遊びを紹介する3歳から6歳向けの番組だ。2022年1月6日に登録者数が100万人を超え、100万人突破記念キャンペーンも展開している。同番組を手がける株式会社aquwaの代表・佐々木和哉さんと番組制作担当の吉田健生さんに、100万人達成の思いやキャンペーンについて聞いた。(取材・構成=コティマム)
――登録者数が100万人を突破されて反応はいかがですか?
吉田健生(以下、吉田)「改めて100万人登録となると、これだけの人に応援していただいているという実感がありました。発信することに対する責任も感じています。社外からはイベント出演やタイアップ、グッズ展開などお声がけいただき、うれしい悲鳴をあげています」
――100万人突破記念のキャンペーンも展開されていますね。
吉田「1月は動画のキーワードを集めて応募するとサンサンキッズグッズの詰め合わせが当たる『プレゼントキーワード企画』、2月には『記念キーホルダーの予約販売』、そして3月は取引先企業さまからご提供いただいたおもちゃやグッズが合計107名さまに当たる『ありがとうプレゼントキャンペーン』を実施しています。これまではプレゼント企画が出来ても小規模での展開だったため、100名さまに向けたプレゼントキャンペーンは僕たちにとっても大きいチャレンジです」
――キャンペーンの反応はいかがですか?
吉田「すごくいい反応で、好評いただいています。キーワード企画はたくさんの応募があり、その際もサンサンたちにたくさん応援コメントをいただきました」
――登録者数を増やすために意識したことはありますか?
吉田「実は、普段は登録者数よりも『どれだけ多くの方に見ていただけているか』を意識しています。具体的には、動画ごとの再生数やその他指標となる反響の数、チャンネルでの月間再生数などを注視しています。制作面では『何が子どもたちに喜んでもらえるか』を1番に考え、さまざまなフォーマットに合わせて試行錯誤しています。YouTubeでは、視聴時間が長いほど動画の評価は高くなります。マーケティング目線としても、動画が長く見続けてもらえるよう設計を考え、『ファンにたくさん見てもらい、おすすめ動画としてプッシュされ、さらに多くの人の目に触れる』という流れを意識しました」