ミスiD2022グランプリは美容師目指す20歳 益若つばさ「ラフさに好感を持てました」

講談社主催の多様性オーディション「ミスiD2022」の卒業式イベントが21日、都内で行われ、グランプリには金井球(カナイ・キュウ)さんが輝いた。

ミスiD2022グランプリに輝いた金井球さん(左)と審査員を務めた益若つばさ【写真:ENCOUNT編集部】
ミスiD2022グランプリに輝いた金井球さん(左)と審査員を務めた益若つばさ【写真:ENCOUNT編集部】

今年は個性豊かな188人がファイナリストに

 講談社主催の多様性オーディション「ミスiD2022」の卒業式イベントが21日、都内で行われ、グランプリには金井球(カナイ・キュウ)さんが輝いた。

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 今年で10回目の開催となった「ミスiD」は、募集年齢は12歳から40歳、国籍も未婚・既婚も不問、心のジェンダーが女の子であれば参加可能の新しい時代をサバイブしていく多様な女の子のロールモデルを発掘するオーディション。モデルの玉城ティナ、インフルエンサーの菅本裕子、ゼロイチファミリアの十味などを輩出している。

 金井さんは美容学校を卒業したばかりの20歳。グランプリに決まると、「本当に獲れるとは思っていなくて、獲れたらいいなと思っていたので、マジ信じられません。ありがとうございますとしか言いようがない」と喜びを噛み締めた。

 卒業イベントに、赤のニット、ジーンズにスニーカーとカジュアルな服装で登壇したため、まさかのグランプリ受賞に「もっとかわいい服で来ればよかった」と照れ笑い。選考委員を務めた益若つばさは、「オーディションのときの真っ白な服がかわいかった。今日、グランプリ獲ると思ってなかった感じのラフさが逆に好感を持てました」と称賛した。

 金井さんは4月から美容室のアシスタントとして働き始めることを明かし、将来、自分の店を開業したあかつきには、「“ミスiDグランプリの店”という名前にする」と宣言。芸能活動への興味を聞かれると、「お笑いが好きなので、(ミスiD2022選考委員を務めた)佐久間宣行さんの力を借りて『ゴッドタン』に出たい」と胸を膨らませていた。

 今年は、小中学生からママシンガー、学校の先生、現役アイドル、声優、シンガーソングライター、歯科医師、TikToker、ライバーなど、個性豊かな188人をファイナリストに選出。この年を代表するファイナリスト「アメイジング ミスiD2022」には、蒼咲はるかさん、あめのさん、Ayumiさん、瑛依さん、オオハラさん、胡桃沢はなさん、雫瀬永紡さん、mute(ミュート)さん、みうさん、吉志柚香さんが選ばれた。

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