19日、都内で「NTTぷららpresents ホリプロネクストproduced by 美男子図鑑」の決選大会が行われ、東京都出身の12歳・石原颯也くんがグランプリに選ばれた。石原くんは「隣で支えてくれたお父さんお母さんに感謝したい。自分がここにいるのも両親のおかげ。ありがとうと言いたい」と晴れやかな表情で話した。

　藤原竜也や竹内涼真などを輩出してきたホリプロと、街の美少女が集まるカルチャーマガジン「美少女図鑑」の姉妹プロジェクト「美男子図鑑」がタッグを組み、次世代を担う俳優・タレントを見出すために、およそ半年をかけて実施されてきたオーディション。この日は8人のファイナリストが出演し、特技やダンス、演技を披露し自己アピールした。

「歌が大好き」という石原くんは、川崎鷹也の「魔法の絨毯」をピアノの弾き語りで披露。グランプリに輝き、審査員を務めた佐野ひなこからトロフィーを贈られると「たくさんの方に支えてもらった感謝の気持ちと、ほっとした気持ちです」とはにかみ、「みんなでたくさん練習して努力して、こんな経験はない。みんなのライバル意識があってここまでこれた。みんなに感謝です」とともに最終審査を戦った仲間たちにも頭を下げた。

　石原くんは「竹内涼真さんのような、演技もできてミュージカルで歌うこともできる、マルチな活動ができる俳優さんに憧れています」とにっこり。出演したいテレビ番組を聞かれると、テレビ東京系で放送されているバラエティー「有吉ぃぃeeeee！～そうだ！今からお前んチでゲームしない？」を挙げ、「ゲームが大好きで、有吉（弘行）さんのことも好き。出てみたいです」と目を輝かせていた。

　同大会の司会を務めたスピードワゴン・小沢一敬、井戸田潤は、「小学校6年生!?」と石原くんの学年を聞いて驚き。「ホリプロで生き残るならまずアッコさんのところ」「若いからなんでもチャレンジした方がいい」と事務所の先輩としてアドバイスを送っていた。