パックンマックン、過去の“解散危機”告白 パックン「17回殴らせろと…」
お笑いコンビのパックンマックンが19日、都内で行われた単独ライブ「FORUM8 presents 二刀流でメジャー25周年 パックンマックン ワールドツアー」取材会に登場した。
パックンマックンが15年ぶりの単独ライブ
お笑いコンビのパックンマックンが19日、都内で行われた単独ライブ「FORUM8 presents 二刀流でメジャー25周年 パックンマックン ワールドツアー」取材会に登場した。
ライブ前に登場した2人。報道陣から「25年を振り返っていかがですか」と質問が上がるとマックンは「振り返りたくないくらい長かったですね。結成当初は僕が25歳でパックンは23歳だった。まだ2人とも若かった。ずいぶんおじさんのコンビになったと思いますね」としみじみ。パックンは「そもそも1年だけ日本にいようとした僕が、25年もこんな群馬人とコンビを組むとは誰が思うか。ありえないですよ。今でも信じがたい。いつ目が覚めるかなと。でも充実した25年でした」と振り返り、「今日は熟したパックンマックンの舞台を見せたいと思います」と抱負を語った。
けんかもあったという2人、マックンは「この人ピンでも10億以上稼いでますから」と切り出すと、パックンは「もっとあるよ」と返して笑いを誘う。さらにパックンが「僕、売れてるじゃないですか。一時期コンビ格差をネタにすると怒っていた」とエピソードを語った。さらに、マックンはその頃の怒りを思い出したらしく「この人ね。昔、立川談志師匠に『ネタはどっちが書いているの』と聞かれて『僕です』とうそついてたんですよ。ありえないでしょ」と言及。パックンは「いいじゃん。そう思って死んでしまったから大丈夫」と返していた。
過去には解散の危機もあったという。パックンが「2時間くらい解散してます」と話すと、マックンは「23、4年前、コンビ2年目くらいのときにありましたね」と懐かしげ。パックンは「マックンがツッコミとして僕の肩をすごくたたいていたんですけど、それに怒って、『今の分17回殴らせろ』と言ったんです」と話すと、マックンは「それからつかみ合い、殴り合い寸前のけんかになった。『それじゃあ、漫才なんかできない。辞めるわ』と僕が家に帰っちゃったんです」と説明した。さらにパックンは「僕は大人なんで、『先ほどはごめんね』とあやまりました。幻の2時間だけの解散でした。残念でした。辞めりゃあよかった」と笑いを誘った。
また、パックンは「今日は区切りであって更新でもある。希望あふれる1日です。スベったら解散しようと思っています。パックンマックンの将来をかけたライブなんで、精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込み、マックンは「本番、ミスることもあると思いますが、“パックンマックンワールド”をお見せできればと思っています」と語った。
同ライブは、パックンマックン15年ぶりとなる漫才とコントの単独ライブ。19日に東京・山野ホールで行われたが、追加公演として7月に福井、静岡、群馬、大阪の4か所を回る。4月16日からチケット一般発売開始。