女優の今泉佑唯が主演を務める舞台「修羅雪姫 -復活祭50th- 修羅雪と八人の悪党」の舞台あいさつが18日、都内で行われ、今泉のほか、共演の高橋龍輝、瀬戸利樹、細貝圭、玉城裕規、池田純矢が参加した。

　池田が出演のオファーについて話す場面で「今泉佑唯という、かねてから天才だと思っていた女優が座長をやるってことで、1番近くでその才能に触れたかった。それが1番の決め手」と明かし、実際に今泉と共演して「近くで見ても天才だと思う。僕は（今泉の）応援隊長のつもりで最後まで頑張りたい」と今泉を称賛。その言葉に今泉は照れくさそうな笑顔を浮かべていた。

　1972年に週刊プレイボーイで連載を開始し、その後、梶芽衣子主演で映画化、続編も制作された「修羅雪姫」が原作。復讐に燃える女刺客・雪の活躍を描く。昨年、活動休止と出産を経た今泉が女優復帰作を果たしたのが「修羅雪姫」で、今回は再演となる。

「修羅雪姫」は今年で誕生50年。同作を「私にとって特別」と話す今泉は、「50年という節目に携われてうれしい」と喜んだ。また、雪を追い詰めながら見守る警視庁のエリートを演じる瀬戸は「警察役が初めてで、銃を使うのも初めて。難しかったけどなんとか頑張っています」と苦労を語った。

　同舞台は18日から27日まで東京・新宿の紀伊國屋ホールにて上演される。