【真犯人フラグ】衝撃ラストも“橘一星”佐野勇斗に動揺なし「元々疑っていたので」

俳優の西島秀俊が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」(午後10時30分)が13日に最終回を迎えた。このたび、主人公・相良凌介(西島)の娘の恋人として、「真犯人」を一緒に探す橘一星を演じた佐野勇斗からコメントが届いた。

クランクアップを迎えた佐野勇斗
クランクアップを迎えた佐野勇斗

13日に最終回を迎えた

 俳優の西島秀俊が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」(午後10時30分)が13日に最終回を迎えた。このたび、主人公・相良凌介(西島)の娘の恋人として、「真犯人」を一緒に探す橘一星を演じた佐野勇斗からコメントが届いた。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は運送会社「亀田運輸」に勤める相良凌介(西島)の家族が、こつ然と姿を消したことから始まる考察ミステリー。新居の着工が決まった凌介の前から、ある日突然、妻の真帆(宮沢りえ)と娘の光莉(原菜乃華)、息子の篤斗(小林優仁)が行方不明になる。必死で家族を探す凌介は、あるSNSの投稿をきっかけに“悲劇の夫”から“疑惑の夫”という「真犯人フラグ」を立てられてしまう。真帆と新居担当者の林洋一(深水元基)の密会写真が拡散されたことから、世間のバッシングは一転して凌介から真帆と林へ移ったものの、林は謎の死を遂げた。

 最終回では、凌介の友人で「週刊追求」の編集長・河村俊夫(田中哲司)が真犯人だったことが明かされるという衝撃のラストを迎えた。

 佐野のコメント全文は以下の通り。

――2クール通して視聴者からの反応にどう思ったか

「本当にたくさん考察をしてくださっていて、しかもつぶやくだけじゃなくて、オンエアと生配信だったりさまざまな形でやられていたので、皆さんと一緒に物語を進めていく感じがして楽しく見させていただいていました。僕自身のSNSにもたくさんコメントなどで反応していただけたのもうれしかったです。最初は一星に好意的な反応をしてくれていたのに、話が進む中、特に18話とかでは一変して『信じてたのに!』とか『嫌い!』という反応があふれたのには、役者としては本当にありがたいけど、一星の気持ちも持っていたのでちょっとだけへこみました(笑)」

――やりがいがあった、印象に残ったシーンについて

「18話の『至上の時』で独白するシーンです。今思い出しても、撮影した日には戻りたくないなと思うくらい大変でした。元々一星にこういう展開があることは聞いていたので、20話ある中でこのシーンを役としての最高潮に持っていかないといけない、と思って撮影してきました。凌介さんをあおったり、犯人を演じている一星を演じなくてはいけなかったので、台本をいただいてからたくさん考えることもあったし、このシーンに向けてプライベートでも追い込んでいたので、そういう面でも大変で印象に残っています」

――犯人を知ってどう思ったか、現場ではどうだったのか

「僕は1クール目の最後の方を撮っているときに、後半どのような展開になるのかの資料をいただいて犯人を知ったのですが、元々疑っていたので動揺はしなかったんですけど、現場で共演者にも隠さないといけないのでもどかしかったですね」

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