森田剛、映画監督へ直談判のラブコール 長久允氏「留守電が詐欺みたいだった」と仰天

俳優の森田剛が12日、映画「DEATH DAYS」の公開記念舞台あいさつに登壇した。森田は「生きるという意味で力強い作品ですし、すごく優しい映画。素直に感じ取ってもらえたら」と作品をPRした。

映画「DEATH DAYS」の公開記念舞台あいさつに登壇した森田剛【写真:ENCOUNT編集部】
映画「DEATH DAYS」の公開記念舞台あいさつに登壇した森田剛【写真:ENCOUNT編集部】

ある日、知らない番号から「森田剛です。会いませんか」

 俳優の森田剛が12日、映画「DEATH DAYS」の公開記念舞台あいさつに登壇した。森田は「生きるという意味で力強い作品ですし、すごく優しい映画。素直に感じ取ってもらえたら」と作品をPRした。

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 同作は森田が立ち上げた事務所「MOSS」の第1弾コンテンツで、株式会社ギークピクチュアズが制作し、YouTube上で公開。今回は劇場版に再編集を経て、12日から上映を開始した。さらに、森田の芝居にかける思いと素の無邪気な表情に迫ったドキュメンタリー映画「生まれゆく日々」も同時上映される。森田は劇中で20歳から40歳までの主人公を1人で演じている。

 森田はYouTubeで長久允監督の作品を見て直接ラブコールし、今回の映画制作に至ったことを告白。長久監督は「ある日知らない番号から『森田剛です。会いませんか』と詐欺みたいな(留守電が)」と森田が残したメッセージに驚いたと振り返り、「そんなことあるわけないとびっくりしたけど、森田さんだったので、会いましょうとなった」と経緯を説明した。

 死を取り扱った作品テーマは森田が発案したもの。「飼っていた犬が死んだときに一生分泣いたと思うんですよね。でも、おじいちゃんが死んだときには全く涙が出なかった。『これはなんなんだろう』と。そういう話を長久さんにしました」と自身の死生観から着想を得たことを明かした。

 同作は、自分の死ぬ日「デスデイズ」がわかっている世界が舞台になっている。「もし自分のデスデイズがわかったら、最後の1日は何をする?」と問われた森田が「絶対に1人はいや。誰でもいいからとにかく誰かに見ていてほしい」と話すと、登壇者からは「誰でもはよくないでしょ」とつっこまれていた。

 この日のイベントには森田のほか、石橋静河、長久監督、山西竜矢監督が登壇した。

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