本選に出場が決まっている「1000万円企画」の関係者、久保田覚、後藤祐樹、山田豊二らに対戦を要求する参加者も続々と現れた。

「今の世の中では知名度は凄い武器になると感じています。知名度を上げたい人は多いと思うんですよね。こんな機会なんで、ここで結果を出してもらって、次の自分の人生につなげてもらうのもいいんじゃないかなと思います」

　山田は「1000万円企画」のオーディションで朝倉につっかかっていき、瞬殺されたが、視聴者に強いインパクトを与えた。その後朝倉のYouTubeチャンネルにも出演、自身もYouTubeを開設し、わずか3か月で登録者の数は4万人を超えている。

　久保田も“会津伝説のケンカ屋”としてオーディションでつめ跡を残し、「1000万円企画」の挑戦者に抜てき。14秒で秒殺されたが、その後開設したYouTubeチャンネルの登録者はなんと11万人を数える。

　企画の後も何度かYouTubeでコラボし、それぞれの素顔が垣間見える動画が好評を博した。朝倉によって人生が激変したと言っても過言ではない。

「名前を売るチャンス。僕のYouTubeも220万人以上の方が登録してるんで、そこに出るだけですごい宣伝にはなるんじゃないかと思う」

　格闘家であり、今やカリスマインフルエンサーでもある朝倉。参加者たちにはチャンスを掴（つか）み取ってほしいと、切に願っている。