朝倉未来を直撃「自分の人生変えてほしい」 主催する“1分間大会”での真の狙いとは

1分間で最強を決める格闘技イベント「BreakingDown」第4回大会は21日に開催される。今回は初めてオーディションを開催し、出場者を選考する形となった。アドバイザーを務める朝倉未来(トライフォース赤坂)を直撃。回を重ねるごとに注目度の高まる大会への思いについて聞いた。

朝倉未来が直撃取材に応じた【写真:(C)AbemaTV, Inc. (C)BreakingDown】
朝倉未来が直撃取材に応じた【写真:(C)AbemaTV, Inc. (C)BreakingDown】

「BreakingDown」第4回大会は21日に開催、朝倉に聞く大会の意義とは

 1分間で最強を決める格闘技イベント「BreakingDown」第4回大会は21日に開催される。今回は初めてオーディションを開催し、出場者を選考する形となった。アドバイザーを務める朝倉未来(トライフォース赤坂)を直撃。回を重ねるごとに注目度の高まる大会への思いについて聞いた。(取材・文=角野敬介)

 Breaking Downは「1分1ラウンド」の超短期決戦で行われる。斬新な試合スタイルが大きな話題となり、昨年7月に第1回大会が行われて以降、これまでに3回開催。応募者の数も、質も、回を重ねるごとに上昇している。

 そしてこの第4回大会は過去最大の規模で行われることになりそうだ。2月末に行われたオーディションには1500人が応募、中から39人が参加した。中には少林寺拳法の使い手、元プロボクサー、元警察官、RIZIN出場ファイター、人生をBreakingDown出場にかける若者など、様々なバックグラウンドを持つ個性的な参加者たちが集まった。

「BreakingDown、これまでに3回やってみて、1000万企画を通してストーリー性の大事さ気づいて、視聴者が感情移入できるような選手をつくっていきたいなと、それで今回のオーディションを行ったんです」

 第3回大会は34選手が参加したが、今回の出場者はそれよりは減るようだ。それも選手個々のバックグラウンドを浮かび上がらせるのが狙い。「感情移入するためにも煽りV(VTR)が必要かなと。試合数も少なくして、面白い試合を選ぶためにも、(オーディションには)面白い参加者が出てくれたなと」とうなずいた。

 朝倉の目を引いた参加者もいた。「瓜田さん(瓜田純士)との対戦が決まった選手も面白かったし、選手同士で決まった子もいたし、悪さがにじみ出ている子もいましたよね」と嬉しそうだ。

 また元迷惑系ユーチューバーへずまりゅうも会場に現れ、別の参加者と一触即発。オーディションの空気もがらりと変わった。

「へずまりゅうとか、知名度のある選手が自分から応募してくれるようになってきたのはうれしいですね。だんだん僕らから(出場を)お願いするよりは、みんながBreakingDownに出たいような大会になっていけばいいなと思います」

 朝倉は大会を「点」で捉えていない。コンセプトにある“第二の朝倉未来発掘”という狙い通り、新たなスターの出現を願っている。

「今後このオーディション映像は(自身の)YouTubeであがるんですけど、再生回数も伸びるだろうし、PPVの売り上げも行くと思うんです。沢山の人に知ってもらうチャンスはある」

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