【RIZIN】平本蓮、430日ぶり実戦で判定負けに涙「負けました。でもまたすぐやります」

メインイベントでは元K-1ファイターの平本蓮(ルーファスポーツ)がKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に敗れた。平本は2020年大みそか以来、430日ぶりの実戦だった。

涙ながらに悔しさを吐露した平本蓮【写真:(C)RIZIN FF】
涙ながらに悔しさを吐露した平本蓮【写真:(C)RIZIN FF】

「RIZIN LANDMARK vol.2」メインイベント

格闘技イベント「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」(2022年3月6日、開催場所は非公開)第5試合、RIZIN MMAルール(66キロ、5分×3R)

 メインイベントでは元K-1ファイターの平本蓮(ルーファスポーツ)がKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に0-3の判定で敗れた。平本は2020年大みそか以来、430日ぶりの実戦だった。

 平本が1年3か月ぶりのリングで、鈴木に敗れた。持ち味を全く出せなかった。1Rの立ち上がりは打撃の応酬。鈴木の右をもらって、ふらつく場面も。鈴木にグラウンドの展開に持ち込まれると、平本はしのぐ展開が続く。出血も見られた。それでも終了間際に左でふらつかせた。

 2Rも開始早々から組み合う展開。打撃では優位に立つ展開だが、3分過ぎにはテイクダウンを奪われ、再び我慢する展開に持ち込まれた。3Rもコーナーで組み合う展開に。平本は押し込まれる状態が続き、間合いをつぶされ得意の展開に持ち込めなかった。判定となり、ジャッジ3者が鈴木を支持した。

 平本はリング上で「負けました。でもまたすぐやります。死ぬ気でやってきたので、後悔ないです。這い上がります。もう1回頑張ります。(この1年?)これからの試合で見せます」と涙しながらも、懸命に前を向いた。

平本はキックボクシングをバックボーンに、高校3年でK-1ライト級世界トーナメント準優勝。2020年大みそかの「RIZIN.26」でMMAデビュー。萩原京平に2R・TKO負けを喫していた。その後は米国で武者修行。この日が久々の実戦だった。

「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」はExciting RIZINほか全9社でPPV配信。アーカイブ配信は3月13日午後11時59分まで。

次のページへ (2/4) 【画像】平本はまさかのキック「0」 打撃を多く当てたのはどっち? 平本―鈴木のスタッツ
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