EXILE佐藤大樹“24時間水抜き”で臨んだ肉体改造「これほど脱ぐシーンは初めて」
大ヒット小説&コミックを映像化したMBS/TBSドラマイズム「liar」(MBSで毎週火曜24時59分~、TBSで毎週火曜24時58分~)。見上愛ともに連続ドラマにダブル主演した「EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE」の佐藤大樹(27)が舞台ウラを語った。
ドラマ「liar」見上愛とダブル主演、恋愛をクールに楽しむ商社勤務の“イチ”を熱演
大ヒット小説&コミックを映像化したMBS/TBSドラマイズム「liar」(MBSで毎週火曜24時59分~、TBSで毎週火曜24時58分~)。見上愛ともに連続ドラマにダブル主演した「EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE」の佐藤大樹(27)が舞台ウラを語った。(取材・文=平辻哲也)
「liar」は小説投稿サイト「エブリスタ」で累計1500万PV、コミック版は累計200万部突破(紙・電子合計)した人気作が原作。一見、恋愛をクールに楽しむ商社勤務の“イチ”こと市川一哉(佐藤大樹)と切ない恋心を抱える後輩のOL・成田美紗緒(見上愛)のうそと本音が交錯するラブストーリー。佐藤と見上のセクシーショットも話題になっている。
EXILE/FANTASTICSのパフォーマーだけではなく、映画、ドラマに活躍する佐藤。連ドラ初主演には、「舞台や映画での主演作はありましたが、こんなに長い期間みんなで一緒に一つの作品を作り上げるという経験は初めてでした。すごく楽しかったですし、現場ではみんなが座長と呼んでくれて、もっともっとやってみたいって思いました。座長としては見上さんと一緒に交互に差し入れをしたり、現場の士気を高めようと心がけていました。本当に大変なシーンが続く現場だったので、明るくみんなで作っていく雰囲気は意識しました。終わった時にはliarロスしましたね」と明かす。
見どころの一つは、ベッドシーンだ。「大変でしたね。丸々2日間、ベッドシーンだけを撮ったんです。2人でたくさん助け合いながら、監督と相談し、同じシーンにならないように意識しながら、でした。テストなしの一発本番で、それが良かった。カメラワークも、演じたままをカメラマンさんが撮っていく斬新な撮り方でした。それが今回ドラマの見どころの一つになっています」。
オファーをもらい、原作のコミックを新幹線の車内でイッキ見した。「同じ出来事でも、視点が変わると見え方が違うので、ドラマになったら、どうなるんだろうなと思っていましたが、初めての主演だったので、こういうチャレンジができる作品になるのはすごくいいことだなって思いました。サラリーマン役も初めてで。これまでの学ランのイメージを一新できるような作品に出会えたと思ったので、二つ返事でやらせてください、と言いました」。
イチは恋愛にクールな男だ。しかし、その行動とは裏腹な思いを胸に秘めているという役柄。「日頃の自分と真逆過ぎて、共感ができることもそんなに多くなかったです。クールな役って、よく漫画に出てくるキャラクターですけど、実写化したときにそのままやりすぎると現実味がなくて、逆に冷めちゃうかなとも思いました。熊坂出監督は“僕にしかできないイチを作ろう”と言ってくれたので、絶妙なラインは自分の中で意識しました。原作のファンの方の中でも、最後までイチを好きな理由が分からないというほど賛否両論のある役。でも、ドラマを観た人がそう思ってほしくない、イチは不器用な人間だと思ってほしいと思っていました」。