荒牧慶彦ら人気2.5次元俳優13人が5日、都内で行われた映画「MANKAI MOVIE『A3!』～AUTUMN ＆ WINTER～」の公開記念舞台あいさつに登壇した。

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　かつての栄光を失ったボロ劇団を立て直すために役者を育成し、舞台公演を成功させていくストーリーが話題となったイケメン役者育成ゲーム「A3!（エースリー）」。同作を舞台化したMANKAI STAGE「A3!」の実写映画版で、この日は荒牧のほかに水江建太、中村太郎、赤澤遼太郎、藤田玲、北園涼、植田圭輔、上田堪大、田内季宇、伊崎龍次郎、河合龍之介が登壇。MCとして田口涼と鯨井康介も参加した。

　トークイベントでは、アカデミー賞の授賞式が近いことに触れ、それぞれ部門を設けて出演者の中から受賞者を決めることに。舞台の初演から成長した人や頑張っていた人を挙げる「特別賞」では、荒牧が植田に「ちょっと身長伸びた？」とニヤリ。植田は「ふざけんなよ、1ミリも伸びてねえよ！　これで飯食ってるんで」と反発。同じチームならではの関係性がにじむやりとりで客席を沸かせた。

　続いて、話題は「スタッフ賞」に。荒牧は「現場の構造上、熱がこもりやすくてすごく暑かったんです。そんな俺たちを見るたびにアイスを買ってきてくださったプロデューサーがいて、本当に助かりました」と振り返り、「『身体を少しでも冷やして』という心遣いが本当にありがたかった」と感謝していた。

　荒牧は「キャスト自身もこの作品を愛していますし、映画のスタッフさんも今回この作品に初めて携わるにも関わらず、手を抜かずに愛を注ぎ込んで作ってくださった」と話し、「皆さんも大切に愛してくださると本当にうれしいです」と客席に頭を下げていた。