小松菜奈、舞台あいさつで大号泣 原作者家族からの手紙に感謝「本当にかけがえのない時間」
女優の小松菜奈が5日、都内で行われた主演映画「余命10年」公開記念舞台あいさつに登壇。小松とともに主演を務めた坂口健太郎をはじめ、山田裕貴、奈緒、藤井道人監督も登場した。
試写を見た直後に坂口健太郎と電話したことも明かす
女優の小松菜奈が5日、都内で行われた主演映画「余命10年」公開記念舞台あいさつに登壇。小松とともに主演を務めた坂口健太郎をはじめ、山田裕貴、奈緒、藤井道人監督も登場した。
本作は、SNSを中心に反響が広がり続けている小坂流加のベストセラー小説を映画化。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(小松)と生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく和人(坂口)が織りなす感動作。
4日に公開初日を迎え、小松は「本当にさまざまなご感想を目にして、本当にたくさんの人の心にちゃんとしっかり届いてくれてるんだなといううれしさと、心がすごく満ちているというか。この映画の最後の『この映画を小坂流加に捧ぐ』という言葉がすごく大好きで、本当にこの原作者・小坂流加さんに1番この作品を届いたらいいなと思ってみんなで愛をこめて1年間作ってきました。今日はこの日を迎えられて本当に感謝しています」と感慨深い様子で語った。
別々の日に試写を見たという小松と坂口。小松は、「試写終わった後にお互いに『電話しない? この熱量を伝えたい』と見た感想をお互いに伝えた。そういうのが今までの作品なかったことだったので、本当に素直にこの作品に出会えてよかった」と話すと、坂口も「この思いを伝えたくて伝えたくて」と当時の様子を明かした。
また、原作者・小坂さんの家族から届いた手紙を司会者が代読すると、小松は「この映画がより良いものになるように願ってきました」と言葉を詰まらせた。そして、あふれる涙を抑えながら「小坂家の皆さんは本当に優しくて、いつもそばで見守ってくれる姿や掛けてくれる言葉や優しさに背中を押してもらいました。本当にかけがえのない時間を過ごさせていただきました」と語った。