「いろいろな思いが詰まった映画」注目18歳の望月歩が「五億円のじんせい」に込めた演技観

映画「ソロモンの偽証」やドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」などへの出演で注目の若手俳優・望月歩(18)が7月9日、都内で、自身が主演した映画「五億円のじんせい」(7月20日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

「五億円のじんせい」で初主演を務めた望月歩
「五億円のじんせい」で初主演を務めた望月歩

募金5億円によって命を救われた少年の成長物語 舞台あいさつにキャスト・スタッフが登壇

 映画「ソロモンの偽証」やドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」などへの出演で注目の若手俳優・望月歩(18)らが7月9日、都内で、自身が主演した映画「五億円のじんせい」(7月20日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

 本作は、「GYAO」と「アミューズ」がオーディションによりオリジナル映画を製作するプロジェクト「NEW CINEMA PROJECT」でグランプリを受賞した脚本の蛭田直美と文晟豪(ムン・ソンホ)監督のコンビによる作品。

(左から)ZAO、兵頭功海、山田杏奈、望月歩、脚本・蛭田直美、文晟豪監督
(左から)ZAO、兵頭功海、山田杏奈、望月歩、脚本・蛭田直美、文晟豪監督

 善意の募金5億円により心臓手術に成功し、命を救われた少年、高月望来。17歳になり5億円にふさわしい自分かどうか悩んでいた望来は、とある出来事をきっかけにSNSで自殺を宣言。そこへ見知らぬアカウントから「死ぬなら5億円返してから死ね」というメッセージが届く。夏休み、望来は家を飛び出し、5億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る。家出の中で、ホームレスや工事現場、添い寝カフェ、死体清掃などの労働を経験し、強くたくましく成長していく姿を描くというストーリーだ。

 本作が初主演作となる望月は、撮影時に役柄同様、高校3年生だった。文監督と対話を重ね、ノートに演技観などを書いて役作りにはげんだといい、「いろいろ考えていっぱい調べて、監督とたくさんの時間を話した」と振り返った。多くの人との出会いによって主人公が変わっていくという映画のテーマについて、「望来は純粋な男の子。劇中で、(登場人物から)かけられた言葉が大きい。いろいろな思いが詰まっている映画。僕自身も思いや考えを込めた」と熱く語った。

山田は一人二役を熱演
山田は一人二役を熱演

 映画「ミスミソウ」主演やガーナのCMキャラクターを務めるヒロイン役の山田杏奈(18)は「初めて一人二役をやった。必死にどうしようかと考えて、声のトーンや話し方を変えて演技をした」と撮影時の苦労を語り、「(映画を通して)私自身も周りを大事にしたい、ひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思うようになった」と実感を込めた。

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