【ONE】若松佑弥、27歳で初タイトル挑戦へ「夢の舞台、生きてきた集大成見せる」

アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」は2日、都内で10周年興行「ONE・X」(26日・シンガポールスタジアム)の会見を行い、フライ級世界タイトルマッチで王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦する若松佑弥は「有名になりたいわけじゃない。最強になりたい」と意気込みを口にした。

会見に臨んだ若松佑弥【写真:ENCOUNT編集部】
会見に臨んだ若松佑弥【写真:ENCOUNT編集部】

26日アドリアーノ・モラレスに挑戦

 アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」は2日、都内で10周年興行「ONE・X」(26日・シンガポールスタジアム)の会見を行い、フライ級世界タイトルマッチで王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦する若松佑弥は「有名になりたいわけじゃない。最強になりたい」と意気込みを口にした。

 大舞台に燃えている。現在5連勝中と勢いに乗る若松。リトル・ピラニアの異名を取る27歳は「初のタイトルということで、自分の求めていた夢なので、今まで生きてきた集大成を見せたい。狩りに行くような、殺しに行くような試合を見せる。絶対にチャンピオンになります」と気合十分だった。

 パンクラスで実績を積み、2018年にONEに参戦してから4年目で大きなチャンスをつかんだ。「ボクシング、打撃を初めてパーソナルで練習している。そこに磨きをかけてきたところです。右だけじゃない、武器はいっぱい育ててきた。どんな局面でも殺傷してやろうかと」と打撃の成長に自信を見せる。

 同日は青木真也―秋山成勲の“因縁の対決”が話題となり、タイトルマッチながらやや地味な扱いとなっているが、若松は平然。「有名になりたいわけじゃない。最強になりたい」と豪語した。

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