ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けて、サッカー元ウクライナ代表のアンドリー・シェフチェンコ氏が、反戦デモに参加。その際の様子を公開するとともに、反戦メッセージを世界中に呼びかけている。

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　かつて母国を2006年のドイツ・ワールドカップ初出場に導き、現役引退後は監督も務めた英雄が、未曾有の危機を迎えて声を上げた。

「ウクライナでの戦争をストップして！　ウクライナに栄光あれ！」との言葉とともに投稿したのは、「戦争にノーを」「戦争を許さない、そして忘れない」と書かれたプラカードを持つ人々とともにデモに参加する姿だ。同じくデモに参加した子どもたちと撮影した写真も掲載しており、志を同じくする人々とともに思いを行動で示したようだ。

　3日前の投稿でも「友人と家族が危機に瀕しています。ウクライナは平和と領土保全を望んでいるだけなのです。お願いです。ロシア政府に侵略と国際法違反を止めるように呼びかけ、我々の国をサポートしてください」と呼びかけており、“英雄”は世界にメッセージを発信し続けている。

　シェフチェンコ氏はACミラン（イタリア）、チェルシー（英国）などで活躍し、2004年にはヨーロッパ年間最優秀選手（バロンドール）を受賞。ウクライナ代表としては111試合出場48得点を記録している。