スーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」（テレビ朝日系）にフリント・ゴールドツイカー役を務めた女優の森日菜美が27日、都内でファースト写真集「もりだくさん。」（講談社）発売記念記者会見を行った。

　昨年5月から放送スタートした「機界戦隊ゼンカイジャー」は、27日で最終回を迎えた。森は「この1年間ゼンカイジャーにどっぷりハマった1年だった。いまでも終わるって考えられないくらい」と実感がいい様子で、「フリントちゃんは愛嬌（あいきょう）とちゃめっ気たっぷり。私もフリントちゃんから元気をもらったので、私もたくさんの人に元気をあげられる人になりたい」と、役から刺激を受けていた。

　自身初の写真集出版に「まさか私が出せるとは思っていなかった。まぼろしかな？　という気持ちが強い」と驚き。「でも、作るからにはいろいろわがままを詰め込んだ。夢がかなった1冊になった。2年前の自分に夢がかなったよと言いたい」と大喜びだった。

　写真集は「南国」「雪国」「テーマパーク」の3部構成。森は「南国は一人旅がテーマ。素の私が見られる。雪国は彼女が森日菜美だったら？　というテーマで、テーマパークはフリントが現実ではしゃいでいるというショット。フリントならではの写真です」とアピールした。

　出来上がった写真集は「機界戦隊ゼンカイジャー」の共演者に手渡したようで、「みんなから『これ、ひなみんじゃないよ』って言われました（笑）。あと『大人びているね』『20歳ならではの写真だね』と言ってもらいました」とうれしそうに報告した。

　今後の目標を聞かれると、「もちろん女優として羽ばたきたい！」と即答。「朝ドラにも出たいし、始球式もしたい。イメージキャラクターに就任してCMもやりたいし、主演もやりたい。話すのも好きなのでバラエティーにも挑戦したい。いろいろ野望がある」と夢は広がるばかり。来月の誕生日に21歳となるが、「背筋が伸びる思い。相変わらず、このままのびのび成長したい」と笑顔を浮かべた。