タレントで歌手の中川翔子と音楽プロデューサーのヒャダインが27日、都内で行われた映画「しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま」（3月11日公開）の完成披露上映会に登壇した。

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　本作はベネッセコーポレーション「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター「しまじろう」が活躍する劇場版シリーズの9作目。中川はエメラルダ女王の声優とヒャダインが作詞作曲した主題歌「君のまんまが　いいんだよ」を担当している。

　しまじろう、みみりん、とりっぴい、にゃっきいも登場。キャラクターと対面した中川は「私もうれしいよ。しまじろう。私たち5月5日生まれで誕生日が一緒なんだもんね。毎年ずっと気にしていたんですよ。こんなに仲良くなれて最高にうれしいです」と喜んだ。

　映画の感想を聞かれると、「素晴らしい作品です。1時間という時間の中にギュッと密度が詰まっていて、泣いちゃいます。パール王子としまじろうが出会って、どんどん成長していきます。子どもたちってみんな天才で、みんな才能を持っていて、一瞬で成長する瞬間があると思うんですよ。今回はお母さんのエメラルダ女王として見守らせていただきまた。見ていないうちにこんなに成長してる、大人になっていると思うと、たまらないですね。ぜひ子どもたちだけでなく、大人の皆さんも子どもの続きだと思って、楽しい気持ちとそしていつまでも成長し続けられる素晴らしい映画です」と語った。

　イベントの終盤には、中川が主題歌「君のまんまが　いいんだよ」を歌唱。中川は「いつもは歌う前は緊張しちゃってブルブル震えちゃったりするんですけど、しまじろうたちが一緒にいてくれたから、みんなが優しく見守ってくれたから楽しんで歌うことができました。とっても幸せです。みんなには小さい頃に覚えて、大きくなっても歌ってほしいです。私の一番の夢は、子どもたちの思い出になれたらということだったので、今回かないました」と感謝した。

　作詞作曲を担当したヒャダインは「子どもって生まれたときは、はかなくて弱い存在で守ってあげなきゃと思いますけど、子どもって知らない間に成長してこんなに強くなってたんだなという気持ちを込めたのと、子どもたちが成長の過程で、どうしてほかの子や兄弟のようになれないんだろうと葛藤したときにお父さんお母さんに“君のまんまでいいんだよ”と肯定してほしいんですよ。そういう2つの気持ちを込めて曲を作りました」と語った。

　最後にしまじろうたちと一緒にダンスを踊った中川とヒャダイン。中川は「意外とすごい汗かきますね。みんなすぐダンスできて天才。体育の成績5だね、すごいです」と一緒に踊った子どもたちをたたえた。ヒャダインは「これね41歳にはつらい。本編のなかでも踊れるので、みんな肩甲骨を動かしましょう」と呼びかけた。