プロボクサーでモデル・タレントの郷司利也子（39）が22日、オンライン会見を行い、「一般の会社員の男性の方と結婚をいたしました」とサプライズで発表した。婚姻届は今年1月に提出したという。

「お相手は総合格闘技のアマチュアの試合に出ていた9歳年下の方で、共通の知り合いの総合格闘家の応援にいったところ」知り合ったという間柄で、顔見知りになって約10年。
「最初は何とも思っていなかった。いい人だなという感じはしていた」という距離感だったが、「向こうからお食事に誘ってもらって、初めはピンと来なかった。徐々にいい人だなと思って気持ちが動いてきました」と心境の変化を説明した。

　交際歴は「1年ぐらいだと思います」と、急接近だったことを明かし、「3、4か月前にプロポーズをされました。歩いているときに『結婚しませんか』と言われて『そうだね』という感じで。シャイな人なんであらたまってどうのこうのっていう感じではなかった」と幸せのシーンを振り返った。

　今週25日、東京・後楽園ホールで開催される「Victoriva　vol.8」の49.8キロ契約4回戦で、昨年7月の対戦で判定負けした勝谷美雪と再戦する。

「今回は体調もよくて、ボクシングスタイルもエネルギッシュに変えたので自信があるというか、いつもより重い感じがしないというか、試合に対する緊張感もなくて、いい感じで試合に臨めるだろうな。モチベーションも精度も上がっている試合前という感じです」と、30代最後の試合に向けコンディションは上々だ。

　その背景にはやはり心強いパートナーの存在があるようで「話して分かってもらえる相手がいるだけで、心強いなと思います。グチったり、何でも話したいことを話せる」と結婚効果を実感。「味方がひとり増えた感じで、結婚してよかったと思います」とあらためて幸せを伝えると同時に「自分も（来月で）40（歳）になるので、ボクシングに携われる時間が限られてきている。女は40になっても強いんだぞ、と見せつけてやりたいと思います。相手の方、若いので」と、28歳の対戦相手打倒に意欲を見せた。

　挙式に関しては、「コロナのご時世でちょっとどうなのかなっていうところがあるので、とりあえず今回の試合が終わったらゆっくり考えようかなと思います」とにっこり。「いい報告がリングでできますように頑張ります」と誓った。