【K-1】ゴンナパー破った王者・朝久泰央「圧倒的な強さ見せる。僕の独壇場になる」

27日に東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の「スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R」で与座優貴と対戦するK-1ライト級王者・朝久泰央が公開練習を行なった。

朝久泰央、王者としての初戦へ自信【写真:(C)K-1】
朝久泰央、王者としての初戦へ自信【写真:(C)K-1】

27日のトーナメントで与座優貴と対戦

 27日に東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の「スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R」で与座優貴と対戦するK-1ライト級王者・朝久泰央が公開練習を行なった。

 昨年7月のK-1福岡大会でゴンナパー・ウィラサクレックを破り、第5代K-1ライト級王座に就いた朝久。王者になったことで「見てくれる方が増えたことを一番実感していますね。SNSを通してもそうだし、テレビに出る機会も増えて『テレビ見たよ』や『試合いつですか?』と知らない方から声をかけられることが増えた」と明かし「僕は見た目が怖そうに思われるんですけど、声をかけられるのは好きですね」と笑顔を見せる。

 ゴンナパー戦以来、7か月ぶりの試合となるが「ゴンナパー選手とやる前も半年ほど空きましたし、勝ち続けると試合数が少なくなると思っていたので。いつオファーが来てもいいように準備をしていました」と己の武器に磨きをかけてきた。

 公開練習のミット打ちで、朝久はK-1の試合ではあまり見られない独特の手の動きを取り入れたパンチを披露。ミットを持つ朝久館長に対してガードを下げたり、様々な手の動き・足運びを見せて、そこからパンチを打ち込んでいった。

 朝久はこの動きについて「これは相手どうこうというよりも朝久流の動きですね。そのなかでも手の位置や足の運びを意識した動きです」と説明。「この期間に朝久流の動きに磨きがかかって、さらに強くなっていると思います」と力強く語った。

 対戦相手の与座は極真空手の世界王者という肩書を持ち、昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。12月のKrush後楽園大会では蓮實光を左ハイキック一撃でマットに沈めた。

 朝久は「どういう世界でも“世界一”になることの難しさを知っているので、それはすごいなと思います」と与座の実績を認めつつも、与座のハイキックについて聞かれると「『ああ…それで決まったんだ』というくらいの感想ですね。あの蹴りは僕たちも使う蹴り技ですし、1Rにそういう(ハイキックを蹴る)気が出ていたので、やっぱりそうくるよねっていう感じで見ていました」と一刀両断。

 空手対決という周囲の見方には「あくまで僕と与座君の試合」としたうえで「極真空手という相手のバックボーンもへし折る強い気持ちと圧倒的な強さを見せる。僕の独壇場になると思います」と自信たっぷりだった。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください