演歌歌手の中村美律子が27日、都内で26日発売した新曲「鬼の背中」の発売記念イベントを行った。

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　新曲のタイトルにある「鬼」とは、家族を守り続けた頑固者で仕事一筋だった夫のこと。家族のために働き続け、娘も嫁ぎ、夫婦二人きりとなり、その寂しそうな背中を見せた男性への思いを女性の立場で唄った曲だ。

　お披露目には、鬼のような背中を持ったエンターテイメントグループ「マッチョ29」のメンバーが駆け付け、バックダンサーとしてイベントの花を添えた。中村は「すごい筋肉でドキドキして興奮しています」と目を輝かせ、「ちょっと触らせてもらってもいいです?」と笑顔でメンバーにタッチした。

　そして筋肉美のメンバーに「お姫様抱っこ」された中村は「気持ち良いものですね。彼が大きかったから抱っこされて、余計に安心して抱っこされてました。申し訳ない気持ちになっちゃいました」と喜んだ。

　鍛え上げたマッチョの身体を見て、実は中村もジムに通ってトレーニングをしていることを告白。「中村美律子って元気印のイメージがすごくあって、しっとり歌うというよりは、跳ね回って歌ったり踊ったりしている方が私らしいなと思います。元気になりたかったら、筋肉を鍛えておかないとダメですよ。週に2回はジムに通ってます。でも本当はジムとか行きたくないですよ。美味しいものを食べて、家でゴロンとしていたです」と本音を漏らした。

　3月も続々とキャンペーンが決まっていたが、新型コロナウイルス感染予防のために一部中止が発表された。「仕方ないです。この前コンサートをしたときも、90%以上はマスクされていて、客席が白かったです。みんなが気をつけて、1日も早く終息することを願っています。鬼が退治してくれたらいいですね。皆さんが『鬼の背中』のCDを聴いて元気になってほしいです」とアピールした。